サムスンの最新フラッグシップモデル、Galaxy S22シリーズ
無印のS22とS22 Ultraの2モデルがドコモとauから展開されることが確実となっていますが、今回、同シリーズの「充電速度」に関して、ちょっと気になる報告が見つかりました。
まず、今回のGalaxy S22シリーズの高速充電速度は無印のS22は前モデルから据え置きの最大25Wですが、S22+およびS22 Ultraは最大45wの充電に対応しています。
しかし今回、GSMArenaが45Wと25Wの充電器を使い、Galaxy S22+およびS22 Ultraを充電したところ以下のような結果がでたとのことです。
これはバッテリー0%の状態からから30分間充電をした後のバッテリー残量。
ご覧のようにGalaxy S22+でもGalaxy S22 Ultraでも、25W充電器使用時と45W充電器使用時で、ほとんど充電速度に違いがないことが分かります。
そして以下は100%中でになるまでの時間を比較したもの。
Galaxy S22 Ultraでは45W充電の方が5分ほど速くなっていますが、S22+では逆に25W充電の方が速い、という結果に。
これについてはGSMArenaも厳しめに批判しています:
これはどういうことでしょうか?サムスンの45W充電は、純正の充電器と組み合わせても、25Wのソリューションに比べて充電時間の面で実質的な利点を提供せず、完全に誤解を招くものである。
もちろん、スマートフォンの充電はバッテリーへの負荷や温度を監視しながら行われるので、常に最大充電速度で充電されるというわけではありません。
また、今回の計測では充電時の電流や電圧を計測しているわけではないので、実際にどの程度のワット数で充電されているのかは不明です。(一時的には45W充電されている可能性も)
ただ、どういった理由にせよ、全体の充電速度が25W充電時と変わらないのであれば45W対応の充電器を買う必要がないはない、ということ。
これについては何も知らずに45W充電器を買ってしまった場合、ちょっとした問題として取り上げられる可能性がありそうですね。
ソース:GSMArena
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