
SonyがPS4向けに新たなシステムソフトウェアアップデートの配信を開始しました。今回のバージョンは14.02で、事前告知のないアップデートとなっています。
公式の更新内容はセキュリティ修正のみと簡潔ですが、近頃PlayStationシリーズを狙ったハッキングや脱獄行為が相次いでいることから、こうした不正利用への対策が目的とみられます。
PS4のバージョン14.02でセキュリティを修正
Sonyが公開した更新履歴には、今回のアップデートについて、システムソフトウェアのセキュリティ修正を実施したとの説明だけが記載されています。
具体的にどの脆弱性が修正されたのか、あるいはどのような不正利用を防ぐものなのかは明らかにされていません。
ただし、PS5ではここ最近、複数のシステムアップデートが配信されており、PS4にも同様のセキュリティ対策が拡大された形です。
PS5ではエミュレーターの動作にも影響
背景として考えられるのが、PlayStationシリーズを対象とした最近のハッキング活動です。
記事によると、ハッカーはAIツールなどを活用し、特定のファームウェアを搭載したPS5上でエミュレーターを動作させることに成功しているとされています。対象として挙げられているのは、ファームウェア7.00から13.60までのバージョンです。
Sonyはこうした不正利用への対策を進めているとみられ、PS5では最新ファームウェアへの更新を求める動きも出ています。
また、GTA 6の発売が近づくなか、ゲームの不正コピーや改造を防ぐこともSonyにとって重要な課題になっているようです。
今回のPS4向け14.02についても、具体的な修正内容は公表されていないため、PS5で確認されている問題と直接関係するものかどうかは分かりません。それでも、旧世代機であるPS4に対してもセキュリティアップデートが提供されたことから、SonyがPlayStation全体の不正利用対策を継続していることがうかがえます。

