Nintendo Switch 2の脱獄がWebKit経由で動作か 追加ゲームなしで実行できる可能性

Nintendo Switch 2向けのソフトウェア脱獄が新たな進展を見せています。開発者のpepsipu氏が、既存の脆弱性を利用した脱獄手法をWebKitに移植したと報じられました。実現すれば、これまで必要だったゲーム「SmileBASIC 4」を用意せずに脱獄を実行できる可能性があります。

今回の情報は、開発者がDiscord上で共有したとされる内容に基づくもので、海外メディアやRedditなどで話題になっています。ただし、現時点では正式な一般公開には至っておらず、動作条件や実用性についても確認が必要です。

ゲームを利用せずに脱獄できる可能性

これまで公開されていたNintendo Switch 2向け脱獄ツール「ns2jb」は、初代Nintendo Switch向けに配信されていた開発環境「SmileBASIC 4」の脆弱性を利用する仕組みでした。しかし、任天堂は同ソフトをニンテンドーeショップから削除しており、新たに入手することが難しくなっています。

今回報じられたWebKit版では、ブラウザーエンジンの脆弱性を利用して脱獄を実行できる可能性があります。Nintendo Switch 2には一般的な用途で使えるフル機能のWebブラウザーは用意されていませんが、一部のWebコンテンツにはアクセスできるため、そうした仕組みを利用するものとみられます。

ゲームに依存しない方式が実現すれば、特定のソフトを所有している必要がなくなり、脱獄を試すためのハードルが下がる可能性があります。また、任天堂がゲームをeショップから削除するだけでは、同じ手法を封じにくくなると考えられます。

ただし、ファームウェアのアップデートによって脆弱性が修正される可能性は残っています。

ファームウェア23.0.1で動作か 公開時期は不明

報道によると、新しい手法はファームウェア23.0.1で動作しているとされています。一方、開発者はそれ以前のファームウェアを利用しているユーザーにもテストを呼びかけている段階とされ、対応バージョンの全容は明らかになっていません。

また、今回の手法は、システム全体を自由に変更できる完全な脱獄ではありません。現時点ではカーネルへのアクセスが実現しておらず、永続的に動作するカスタムファームウェアを導入できる段階には達していないとされています。

そのため、Nintendo Switch 2を再起動すると脱獄状態が解除され、再び実行する必要があるとのことです。一般公開の時期についても、具体的な予定は示されていません。

WebKit経由での実行が安定して利用できるようになれば、Nintendo Switch 2向けの自作ソフトや改造環境を研究するコミュニティにとって、大きな前進となる可能性があります。ただし、現段階では開発途中の報告であり、実際にどこまで利用できるのかは今後の進展を待つ必要があります。

ソース

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