
脱獄済みのPlayStation 5を利用して、Nintendo Switch 2向けの脱獄エクスプロイトを実行するためのツール「elf2jb」がバージョン0.1.5に更新されました。今回のアップデートにより、PS5をエクスプロイトのホストとして利用できるようになり、これまで必要だったPCからのペイロード転送を省けるようになったと報じられています。
PS5がSwitch 2向けエクスプロイトのホストに
elf2jbは、脱獄済みのPS5をNintendo Switch 2向けエクスプロイト「ns2jb」の実行を支援するホストとして利用するためのツールです。
従来はPCを使い、ローカルネットワーク経由でSwitch 2にペイロードを転送する必要がありました。今回のバージョンでは、PS5本体にelf2jbのファイルを配置すると、内蔵システムがブラウザーを自動的に起動し、画面上に手順を表示する仕組みが導入されています。
PS5とSwitch 2を同じローカルネットワークに接続すれば利用でき、有線LAN接続にも対応しているとのことです。これにより、PCを常時用意することなく、PS5をホストとして活用できるようになります。
PS5 Proで動作を検証、再試行用の機能も追加
今回の検証では、システムソフトウェアのバージョン13.60を搭載したPS5 Proが使用されたと報じられています。
また、エクスプロイトの実行に失敗した場合に備え、ホストを再起動する専用ボタンも追加されました。エラーが発生した際は、Switch 2を再起動して「SmileBASIC」アプリを開き直し、ホスト側の画面から再起動操作を行う手順が案内されています。
こうした仕組みによって、失敗するたびにホスト環境を一から準備し直す手間を減らせる可能性があります。
エクスプロイト全体の動作確認は未完了
ただし、今回のバージョンはあくまで実験段階です。報道によると、脆弱性を利用する一連の処理は4段階のうち第2段階までしか進んでおらず、エクスプロイト全体が最後まで正常に動作することは確認されていません。
そのため、PS5を利用したホスト環境が構築できたとしても、Switch 2の脱獄が完全に実現したと判断するのは時期尚早です。
それでも、脱獄済みのPS5をホストとして利用できれば、専用のPCや追加の機器を用意せずに済む可能性があります。今後、残りの処理段階が検証され、安定して動作するようになるかが注目されます。


