
PS5向けに、ゲーム本編や追加コンテンツ(DLC)を無料でダウンロードできるとうたう脱獄アプリ「Overdrive」が登場したと報じられています。SNSでは実際にアプリを起動した映像が公開され、注目を集めています。ただし、通常のPS5やPS5 Proでは利用できず、ダウンロードしたゲームが実際に動作するかどうかも確認されていません。
ゲームが並ぶ価格表示のないデジタルストア
Overdriveは、脱獄したPS5で利用できるとされるゲーム配信ストア型のアプリです。X上でユーザーのEdigax氏が公開した映像では、さまざまなゲームが一覧表示されており、通常のデジタルストアとは異なり、価格が表示されていない点が特徴です。
代わりに表示されているのはゲームのファイルサイズで、ラインアップには「Ghost of Yotei」「Battlefield 6」「Forza Horizon 6」「Black Myth: Wukong」「007: First Light」など、新作や人気タイトルが含まれているとされています。
ただし、公開された映像では、ダウンロードしたゲームを実際に起動する様子までは確認できません。リストに掲載されたタイトルを本当にダウンロードできるのか、またダウンロード後に正常に動作するのかは不明です。
PS5の脱獄にはアカウント停止などのリスク
Overdriveを利用するには、通常のPS5ではなく、脱獄によって制限を回避した本体が必要とされています。そのため、一般的なPS5やPS5 Proにアプリをインストールするだけで利用できるわけではありません。
また、脱獄や非公式ソフトウェアの利用は、ソニーの利用規約に抵触する可能性があります。発覚した場合には、本体の利用制限やPlayStationアカウントへの措置などを受けるリスクがあり、状況によっては法的な問題に発展する可能性もあります。特に、アプリの配布に関わる行為は、単にダウンロードして利用する場合とは異なるリスクを伴います。
一方、今回のアプリが話題になっている背景には、ソニーの近年の方針に対する一部ユーザーの不満もあるようです。ライブサービス型ゲームの展開をめぐる判断やスタジオの閉鎖、さらに2028年に向けた物理ディスク製造終了の報道など、同社の動向には批判的な声も上がっています。
とはいえ、こうした不満があったとしても、脱獄アプリの利用によるリスクがなくなるわけではありません。Overdriveの実際の動作や配信の仕組みも明らかになっていないため、現時点では公開映像だけで、その機能を額面どおりに受け取るのは避けたほうがよさそうです。


