ソニーのLDAC対応、交換式バッテリー採用の完全ワイヤレスイヤホン「Fairbuds 2」登場

オランダのFairphoneは、バッテリーを自分で交換できる完全ワイヤレスイヤホン「Fairbuds 2」を発表しました。アクティブノイズキャンセリング(ANC)や、ソニーが開発した高音質コーデックLDACに対応するほか、イヤホン本体だけでなく充電ケースのバッテリーも交換できることが特徴です。

本体と充電ケースのバッテリーを交換可能

Fairbuds 2は、修理のしやすさと長期利用を重視した完全ワイヤレスイヤホンです。前モデルと比べてイヤホン本体は37%小型化され、充電ケースも32%小さくなりました。

小型化しながらも、イヤホン本体と充電ケースの両方でバッテリーを交換できる設計を維持しています。バッテリーが劣化した際にイヤホン全体を買い替える必要がなく、数分程度で交換できるとしています。

ドライバーには、直径11mmのバイオセルロース製ダイナミックドライバーを新たに採用しました。専用のスマートフォンアプリからイコライザーを調整できるため、好みに合わせて音質をカスタマイズできます。

ソニーのLDACとANCに対応

通信機能にはBluetooth 6.0を採用し、一般的なSBCやAACに加えて、LC3とソニーの高音質コーデックLDACに対応しています。対応するスマートフォンと組み合わせることで、LDACを利用した高音質なワイヤレス再生が可能です。

また、左右それぞれのイヤホンに3基ずつマイクを搭載し、アクティブノイズキャンセリング(ANC)を利用できます。バッテリー駆動時間は、ANC有効時で最大6時間、ANC無効時で最大8時間です。充電ケースを併用すれば、合計最大40時間の音楽再生が可能とされています。

Bluetoothマルチポイントにも対応しており、最大6台のデバイスを登録できます。スマートフォンやPCなど、複数の機器を使い分ける場合にも便利な仕様です。

防塵・防水性能はIP54等級で、水しぶきや粉塵に対する保護性能を備えています。

リサイクル素材を活用、価格は119ドル

Fairbuds 2は、環境への配慮も特徴のひとつです。使用されている素材の49%にリサイクル由来の材料を採用し、公正な労働環境のもとで生産したとしています。また、回収・リサイクルプログラムを通じて、電子廃棄物の発生量を相殺する取り組みも行っています。

価格は米国で119ドルで、2026年11月2日に発売予定です。英国では99ポンド、欧州では119ユーロで、すでにFairphoneのオンラインストアで販売が始まっています。

バッテリーの劣化が買い替えにつながりやすい完全ワイヤレスイヤホンにおいて、交換可能な設計は長く使ううえで大きな利点です。LDACやANCといった機能も備えており、修理のしやすさと音質、利便性を両立させた製品となっています。日本での発売については、現時点で発表されていません。

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