
Googleは2026年10月9日、Pixelシリーズ向けに「Android 17 QPR2 Beta 7」の配信を開始しました。今回のアップデートは新機能の追加よりも不具合の修正が中心で、スマートフォンを使用していない間にバッテリーを余計に消費する問題や、HTTPS経由でファイルをダウンロードできない問題などに対処しています。
ビルド番号は「CP41.260831.016」です。Googleはすでに次のQPR3のベータテストも開始していますが、並行してQPR2の修正も進めています。
「ふせるだけでサイレントモード」が原因のバッテリー消費を修正
今回の主な修正点のひとつが、Pixelを伏せて置くことで通知音などを抑える機能「ふせるだけでサイレントモード」に関連する問題です。

これまでのベータ版では、この機能が動作した際に端末が適切な深いスリープ状態へ移行できず、バックグラウンドでハードウェアが動作し続ける不具合が発生していました。その結果、机やベッドサイドに置いているだけでもバッテリーを過剰に消費する場合があったとされています。
Android 17 QPR2 Beta 7では、この問題の修正が行われています。待機中のバッテリー消費が気になっていたベータテスターにとっては、重要な改善となりそうです。
HTTPS経由のファイルダウンロード不具合も解消
もうひとつの修正点は、Android標準のダウンロード管理機能「DownloadManager」に関するものです。
従来のベータ版では、HTTPS経由でファイルをダウンロードしようとすると、処理が正常に完了せず失敗する問題が報告されていました。今回のアップデートでは、ダウンロード処理に関する不具合が修正され、ブラウザーやサードパーティー製アプリなどからのファイル取得が正常に行えるよう改善されています。
Pixel 6aからPixel 11シリーズまで対象
Android 17 QPR2 Beta 7は、幅広いPixel端末向けに提供されています。対象にはPixel 6a、Pixel 7シリーズ、Pixel 8シリーズに加え、Pixel 9シリーズ、Pixel 10シリーズ、Pixel 11シリーズなどが含まれます。Pixel TabletやPixel Foldシリーズも対象です。
ベータプログラムに参加しているユーザーは、OTAによるアップデートを利用できます。すぐに適用したい場合は、Googleが公開しているシステムイメージを手動で導入する方法もあります。
なお、今回のアップデートはベータ版であり、一般向けの正式版ではありません。Googleは引き続きテスターから不具合の報告を受け付け、今後の正式リリースに向けて安定性の改善を進めるとみられます。

