
Nintendo Switch 2向けに発売される「ゼルダの伝説 時のオカリナ」のリメイク版が、米Amazonで異例の予約販売を記録しています。過去30日間だけで10万本以上の予約を集め、2026年発売のタイトルとしては、マルチプラットフォーム展開の「GTA 6」をも上回る勢いを見せています。
米Amazonのゲーム販売ランキングで首位に
Notebookcheckが紹介した情報によると、今回の数字は米Amazonにおけるパッケージ版の販売動向を集計したものです。海外フォーラムNeoGAFの投稿者が共有したデータでは、「時のオカリナ」のリメイク版は米Amazonで過去30日間に10万本以上の予約を獲得しました。
同作は米Amazonのゲーム販売ランキングでも首位に立っています。一方、「GTA 6」のPS5版とXbox版の通常版は、同じ期間の販売数を合計しても約1万1,000本にとどまっています。
ただし、この数字はAmazonでの販売に限られます。PlayStation StoreやXboxのデジタル販売などは含まれていないため、両タイトルの総予約数を直接比較できるわけではありません。
予約開始時期や販売形態の違いに注意
両タイトルの数字を比較する際には、予約開始時期の違いも考慮する必要があります。「時のオカリナ」のリメイク版は9月8日に予約受付を開始した一方、「GTA 6」は6月下旬から予約を受け付けています。そのため、「GTA 6」はより長い期間にわたって予約を積み重ねてきました。
Sensor Towerの推計では、「GTA 6」の予約販売数はすでに575万本に達しています。Amazonでの直近30日間の数字では「時のオカリナ」が優勢ですが、販売経路や集計期間が異なることから、これだけで両作品の人気を判断するのは難しい状況です。
販売形態にも違いがあります。「時のオカリナ」のリメイク版は、ゲームカードが付属するパッケージ版を購入するコレクター層からの需要が期待できます。初回出荷分には箔押し仕様のパッケージカバーも用意されており、コレクション性を高めています。
さらに、米Amazonでは発売前に10ドルの値引きが実施されていました。通常価格の69.99ドルを維持しているBest Buyでも需要は強く、発売に合わせた深夜販売イベントが予定されています。
限定本体や周辺機器にも高い需要
ゲームソフトだけでなく、「時のオカリナ」のリメイク版と同時期に登場する特別デザインのSwitch 2本体やProコントローラーにも注目が集まっています。限定ハードは品切れになることも多く、転売業者が利益を上乗せして販売する動きも報告されています。
こうした関連商品の需要は、任天堂にとってゲームソフト以外の売り上げを伸ばす機会にもなりそうです。
一方、Rockstar Gamesも「GTA 6」の関連商品を展開しています。サウンドトラック関連商品やコレクター向けボックス、Tシャツ、ピンバッジなど、ゲーム本編以外にもファンが購入できる商品をそろえています。
「時のオカリナ」のリメイク版は、パッケージ版の予約や限定ハードの人気を背景に、発売前から大きな注目を集めています。ただし、今回の好調な数字はあくまで米Amazonにおける直近の販売動向です。販売経路や予約期間の違いを踏まえると、「GTA 6」を含む2026年の大型タイトル全体で、どちらがより多くの販売を記録するかは、今後の動向を見守る必要があります。

