
GTA 6の発売が迫るなか、PS5 Proの需要が急激に高まっているようです。米国のゲーム販売店GameStopでは、PS5 Proの中古品が新品を上回る価格で販売される異例の事態が発生しており、デジタル版は1,399.99ドル(約21.7万円)、ディスクドライブ搭載モデルは1,499.99ドル(約23.2万円)に設定されると報じられています。
今回の価格改定は2026年10月6日から実施される予定で、GameStop社内向けの資料が従業員によってRedditに投稿されたことで明らかになりました。
中古PS5 Proが新品より高額に
社内向け資料によると、GameStopではPS5 Proの中古モデルについて大幅な価格改定を実施します。
デジタル版の中古PS5 Proは1,399.99ドル(約21.7万円)、ディスクドライブ搭載モデルは1,499.99ドル(約23.2万円)となります。30周年記念モデルやWolverineデザインの限定モデルなども同様の価格帯に引き上げられる予定です。

一方、買取価格も引き上げられ、デジタル版は800ドル(約12.4万円)、ディスクドライブ搭載モデルは850ドル(約13.2万円)に設定されます。
特に異例なのは、中古品の販売価格が新品を上回っていることです。GameStopでは今回の価格改定後、中古PS5 Proの価格が新品より高くなることを意図した措置であると従業員向け資料で説明されています。
背景にあるのは、PS5 Proそのものの供給不足とGTA 6に向けた需要の急増です。
GTA 6発売を前にPS5 Proの需要が急増
GTA 6は2026年11月19日に発売予定です。発売まで約1カ月半となったことで、これまでPS5 Proへの買い替えを考えていなかったユーザーまで購入に動き始めているとみられます。
特にGTA 6を最高の環境でプレイしたいユーザーにとって、現行PlayStationシリーズの最上位モデルであるPS5 Proは有力な選択肢です。そのため、発売直前になってからゲーム機を購入するカジュアルユーザーの需要も重なり、新品のPS5 Proが入手しにくくなっているとされています。
その結果、中古市場でも価格が上昇しており、GameStopはこうした市場価格に追随する形で販売価格を引き上げたとみられます。
PS5 Proは発売後も値上げが続く
そもそもPS5 Proは2024年11月に米国で699ドル(約10.8万円)で発売されました。ディスクドライブを標準搭載していないにもかかわらず、通常のPS5より大幅に高価な価格設定だったことから、発売当初から高額なモデルでした。
さらに2025年8月21日には、米国でPS5シリーズの価格が一斉に50ドル(約7,750円)引き上げられ、PS5 Proは749.99ドル(約11.6万円)になりました。
そして2026年4月2日には、世界的な価格改定によってPS5 Proがさらに150ドル(約2.3万円)値上げされ、現在の899ドル(約13.9万円)まで上昇しています。
今回の値上げの背景には、メモリなどの部品価格高騰があるとされています。AIデータセンター向けの需要が急増したことでメモリの供給が逼迫し、2026年4月の価格改定時点ではRAM価格が前年同期比で170%以上上昇したとの報告もありました。
ゲーム機は通常、世代が進んだり発売から時間が経過したりするにつれて価格が下がっていくことが多く、発売後にここまで大幅な値上げが続くのは異例です。
それだけに、今回GameStopで中古PS5 Proの価格が1,399.99ドル(約21.7万円)まで上昇したことは、PS5 Proそのものの価格上昇だけでなく、GTA 6発売を目前にした需要の強さを象徴する動きとも言えます。
PS5 Pro Digitalは発売時の新品価格が699ドル(約10.8万円)でしたが、現在GameStopでは中古品がその2倍となる1,399.99ドル(約21.7万円)に設定されることになります。GTA 6の発売日が11月19日に迫るなか、今後もPS5 Proの需要が高止まりする可能性があり、価格がいつ落ち着くのかにも注目が集まりそうです。


