
サムスンが10年以上ぶりに投入するとみられるオーバーイヤー型ヘッドホンについて、「Galaxy Studio」という製品名が採用される可能性が浮上しました。AppleのAirPods Maxに対抗するプレミアムモデルになるとみられますが、価格や詳しい仕様、発売時期などはまだ明らかになっていません。
「Galaxy Studio」の名称が浮上
今回の情報を明らかにしたのは、Xで情報を発信している開発者のevowizz氏です。同氏によると、サムスンが開発中のオーバーイヤーヘッドホンには「Galaxy Studio」という名称が使われる可能性があるといいます。

同氏はこれまで大規模にリーク情報を発信してきた人物ではありませんが、最近では「Galaxy Buds On」という製品名を正式発表前に伝えていました。この名称はサムスンが実際に採用しており、今回の情報についても一定の信頼性があると考えられます。

サムスンの新型ヘッドホンについては、2026年8月にも、内部コードやアプリ内の画像などから開発の兆候が確認されていました。当初は、同社が過去に使用していた「Level」ブランドを引き継ぐ可能性も考えられていましたが、今回の情報が正しければ、Galaxyブランドの下で新たな製品名を採用することになりそうです。
AirPods Maxに対抗する高級モデルに?
「Galaxy Studio」という名称は、既存の完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」とは異なる製品カテゴリーとして、オーバーイヤーヘッドホンを展開するうえでも自然な選択肢といえます。Galaxyブランドとの統一感を保ちながら、独立した製品として位置付けられるためです。
また、Studioという言葉からは、音質を重視した高級オーディオ製品という印象も受けます。サムスンがこの名称を採用するのであれば、Appleの「AirPods Max」のようなプレミアムモデルを意識している可能性もあります。
ただし、現時点では製品名自体がリーク情報にとどまっており、実際にどの価格帯を狙うのか、どのような機能を搭載するのかは分かっていません。
JBLやAKGを傘下に持つサムスン
サムスンがオーバーイヤーヘッドホンを手掛けるのは、今回が初めてではありません。同社は2015年ごろに「Level Over」や「Level On」といった製品を展開していましたが、その後、このカテゴリーで目立った新製品は登場していませんでした。
一方、サムスンは音響機器大手のHarmanを傘下に持っています。HarmanはJBLやAKGなどのブランドを展開しており、これらのブランドでは現在もオーバーイヤーヘッドホンが販売されています。そのため、サムスンのグループ全体では、ヘッドホンの開発や製品展開に関する経験を蓄積しているといえます。
Galaxy Studioが正式に発表されれば、サムスンがスマートフォンやワイヤレスイヤホンに加えて、高価格帯のヘッドホン市場でも存在感を高めようとしていることを示す製品になるかもしれません。今後は正式名称に加え、音質やノイズキャンセリング性能、価格、発売地域などの情報が注目されます。
