
ソニーが次世代ゲーム機「PS6」とともに開発しているとされる携帯型ゲーム機について、ストレージ構成に関する新たな情報が浮上しました。著名リーカーのMoore’s Law is Dead(MLID)によると、PS6携帯機にはSDカードスロットが搭載され、内蔵NVMe SSDはユーザーによる交換やアップグレードに対応しない可能性があるようです。
ソニーはPS Vita以来となる、ゲームを本体上でネイティブに動作させる携帯機を投入すると長らくうわさされています。今回の情報が事実なら、携帯機では一般的になりつつある外部ストレージを利用する設計になる可能性があります。
SDカードでゲームデータを追加保存か
MLIDは最新のポッドキャストでPS6携帯機の回路図について言及し、ストレージ関連の構成としてSDカードスロットが用意されるとの見方を示しました。
一方、標準搭載されるNVMe SSDについては、ユーザー自身による換装には対応しない可能性があるとしています。その代わりに高速なSDカードを利用してゲームデータを追加保存することで、内蔵ストレージの容量不足を補う設計になると予想されています。
この方式は、すでに多くのゲーミング携帯機で採用されているものです。大容量のSSDを搭載すると本体価格が上昇しやすいため、比較的安価な外部ストレージを利用できるようにすることで、製品価格を抑える狙いも考えられます。
SDカードからSSDへのデータ転送も想定

気になるのは、SDカードの速度でゲームを直接起動できるのかという点です。
MLIDは、将来のSDカード規格がゲームをそのままロードするには十分な速度を持たなかったとしても、SDカードから内蔵SSDへゲームデータを移動させる用途には十分な性能を確保できる可能性があるとしています。
ソニーがどのSDカード規格を採用するのかは不明ですが、発売時点で利用できる最も高速な規格を採用する可能性があるようです。また、特定の規格だけを動作保証するのか、速度面で制限があるものの幅広いSDカードを利用できるようにするのかについても、現時点では分かっていません。
現状では、ある程度の容量を持つNVMe SSDとSDカードスロットを組み合わせる構成になるという点が、比較的確度の高い予想とされています。
画面サイズは7~8インチ以上との見方
PS6携帯機のディスプレイについても、MLIDは7~8インチ以上になるとの見方を示しています。
単に携帯機向けゲームを楽しむだけではなく、テレビでプレイするような本格的なゲームを携帯機上で動作させることを想定しているため、小さな画面ではゲーム内の文字が読みづらくなる可能性があるためです。
PS Vitaの5インチ前後のディスプレイから大幅に大型化することになれば、携帯性と視認性のバランスが重要になりそうです。
ただし、今回の情報はあくまでリークや推測に基づくものであり、ソニーはPS6携帯機そのものを正式発表していません。SDカードスロットの採用や内蔵SSDの仕様、ディスプレイサイズを含め、現時点では確定情報として扱うことはできません。
それでも、PS6携帯機が実際に登場するのであれば、内蔵SSDとSDカードを組み合わせる構成は現実的な選択肢と言えます。特に近年のゲームは容量が大型化しているため、ソニーがストレージ容量と本体価格のバランスをどのように取るのかは、今後の大きな注目点になりそうです。


