
ソニーがPlayStation向けゲームの物理ディスク販売を終了する方針について、開発者から意見を集めているとの情報が浮上しています。海外掲示板Redditでは、この情報をもとに、ソニーが方針を見直す可能性について議論が広がっています。
今回の情報を伝えているのは、リーカーとして知られるMoore’s Law is Dead(MLID)氏です。同氏によると、ソニーがゲーム開発者を対象に大規模なアンケートを実施し、その中で物理版ゲームの販売を終了することについて意見を求めたとされています。
ただし、ソニーが実際に方針転換を検討していることを示す公式情報は、現時点では確認されていません。
開発者に物理版終了について質問か
MLID氏が紹介した情報によると、今回のアンケートはソニーが開発者向けに実施したもので、過去にも例がないほど大規模なものだったとされています。
その中に、ゲームを物理版で販売しなくなることについて開発者がどう考えているのかを尋ねる質問が含まれていたということです。
特に、Marvel’s Wolverineなどでは物理版が引き続き販売されていることを踏まえ、物理メディアの廃止が開発者側にどのような影響を与えるのか、ソニーが確認している可能性があるとされています。
ただし、アンケートを実施したとしても、それだけでソニーが物理ディスク販売の方針を撤回するとは限りません。今後の事業戦略を検討するために、単純にパートナーから意見を集めている可能性もあります。
Redditでは情報の信頼性を疑う声も
この情報をめぐっては、Redditユーザーの反応も分かれています。
方針転換の可能性に期待するユーザーがいる一方で、MLID氏の過去のリーク実績を理由に、今回の情報について慎重に見るべきだという意見も目立ちます。
実際、Redditの自動モデレーターによる投稿では、同氏が同コミュニティで信頼性の低い情報源として扱われていることも示されています。コメント欄でも、過去の予測が外れていることを指摘し、今回の情報だけでソニーの方針変更を期待するのは早いという意見が出ています。
一方で、過去に同氏がPlayStation関連の情報を巡ってソニーから法的対応を受けたことを理由に、すべての情報を否定するべきではないという反論もあります。
物理版をめぐってユーザーの意見も対立
Redditでは、そもそも物理版ゲームの市場がどの程度残っているのかについても議論されています。
一部のユーザーは、米国ではデジタル版が大きな割合を占めているため、ソニーがデジタル販売を重視するのは自然だと指摘しています。
これに対して別のユーザーからは、デジタル版が優勢なのは米国など一部の市場に限られ、地域によっては物理版が依然として大きな割合を占めているとの反論も出ています。また、AAAタイトルでは現在も物理版が一定規模で販売されているとの指摘もあります。
つまり、物理版の需要がどの程度残っているのかについても、地域やタイトルによって状況が異なるとみられます。
現時点ではソニーの方針変更を示す情報ではない
今回の情報で注目されるのは、ソニーが物理メディアの扱いについて開発者側の意見を改めて確認しているとされる点です。
ただし、現時点で確認できるのはリーカーによる情報と、それをめぐるReddit上の議論にとどまります。ソニーが実際に物理ディスク販売の終了方針を撤回することや、何らかの新しい販売方式を導入することを公式に示したわけではありません。
そのため、現段階ではソニーが開発者から意見を集めている可能性がある、という程度に捉えるのが適切でしょう。今後、ソニー自身から正式な説明が出るかどうかが注目されます。


