
OPPOは9月22日、中国で開催した発表会で「OPPO Find X10 Pro Max」を正式発表しました。Findシリーズ初の「Pro Max」モデルで、最大の特徴は世界で初めて背面3カメラすべてに200MPセンサーを採用したことです。
3つのカメラすべてが200MP
OPPO Find X10 Pro Maxは、Hasselbladブランドの200MPカメラを3基搭載します。
超広角カメラは1/1.56インチセンサー、F2.2のレンズを採用し、画角は124度です。OPPOによれば、従来モデルと比べて光の取り込み量を202%増加させています。

メインカメラはF1.5の大口径レンズを採用し、1枚の写真で17EVのダイナミックレンジを実現するとしています。
そして望遠カメラも200MPセンサーを搭載。OPPOのPro Maxシリーズとしては最大の画素数と大口径レンズを採用した望遠カメラとなっており、CIPA規格で7.5段の手ブレ補正にも対応します。
3つのカメラをすべて200MPにすることで、メインカメラだけでなく超広角や望遠でも高い解像感を維持できる構成です。特に望遠撮影では、200MPセンサーを活用したクロップや高倍率撮影での画質向上が期待できます。
8K Logや4K 120fps Dolby Visionにも対応
動画撮影も強化されています。
3つのカメラすべてで8K Log動画を撮影できるほか、焦点距離を問わず4K・120fpsのDolby Vision撮影に対応します。さらに、手持ち撮影時の映像を安定させるホライズンスタビライゼーションも搭載します。
OPPOは動画制作向けの取り組みとして、TILTAやBlackmagic Cameraとも提携。Dolby Vision、O-Log2、Open Gate撮影などをネイティブでサポートします。
また、新しいDeepPixセンサーによってフルウェル容量を60%高めています。明暗差の大きなシーンで白飛びや黒つぶれを抑え、より多くのディテールを残すことを狙った技術です。
色再現では、第2世代のDanxia色再現レンズと「LUMO」ネイティブ光影エンジンを組み合わせ、さまざまな照明環境でも色を正確に再現するとしています。
6.78インチのLTPO OLEDを搭載

ディスプレイには6.78インチのLTPO OLEDを採用しました。
最小輝度は1nitまで下げられるほか、最大輝度は3600nit、BT.2020の色域を95%カバーします。さらに3840HzのPWM調光にも対応しています。
周囲の色温度を検知する5チャンネル環境光センサーも搭載しており、周囲の照明が変化しても明るさや色味を適切に調整するとOPPOは説明しています。
本体はIP68、IP69、IP66の防塵・防水性能を備え、SGSによる5つ星の落下・衝撃耐性評価も取得しています。
Dimensity 9600 Proを搭載
性能面では、MediaTekの2nmプロセス製ハイエンドチップ「Dimensity 9600 Pro」を搭載します。
ColorOS 17を採用し、OPPO独自の「Tide Engine」によって200MP写真を連続撮影する際の処理間隔を0.7秒まで短縮したとしています。従来比で10倍高速化されたとしており、高画素カメラを活用した連写性能も強化されています。

AI関連では、MediaTekと共同開発した新しいNPUを搭載。ColorOS 17の「Xiao Bu Space」など、複数のアプリに分散している情報をまとめて扱うAI機能にも活用されます。
通信機能では「ShanHai」通信システムを採用。OPPOによれば、230以上の国と地域の通信事業者に対応し、3回線同時待受にも対応しています。
中国では6799元から
OPPO Find X10 Pro Maxは中国で4つのメモリ・ストレージ構成が用意されます。
- 12GB+256GB:6799元
- 12GB+512GB:7499元
- 16GB+512GB:7999元
- 16GB+1TB:8999元
現時点では、中国以外での発売時期や価格については発表されていません。
Findシリーズ初のPro Maxモデルとして登場したOPPO Find X10 Pro Maxですが、最大の注目点はやはり3つの200MPカメラです。超広角、メイン、望遠という異なる焦点距離のすべてで200MPセンサーを使う構成が、実際の撮影でどこまで違いを生み出すのかが今後の焦点になりそうです。


