
PlayStation 2(PS2)の大型モデル「PS2 Fat」を、1970年代の家電製品を思わせる木目調デザインに改造したユーザーが話題になっています。
既製品のカスタムケースでは好みのデザインが見つからなかったことから、自ら塗装に挑戦したという今回のプロジェクト。改造は初めてだったそうですが、約2週間をかけて本体だけでなく、コントローラーやメモリーカードなどの周辺機器まで統一感のあるレトロな外観に仕上げています。
市販の塗料を使って木目を再現
今回の改造では、PS2のプラスチック製外装を天然木のように見せるため、市販の塗料やニスを組み合わせています。

まず、本体のプラスチック部分に下地処理を施したうえで、Rust-Oleum 2X Painter’s TouchのSatin Nutmegを塗装。その後、一部の装飾部分やボタンにはゴールドのメタリック塗装を加えています。
特徴的な木目は、MinwaxのDark Walnutという浸透性ステインを使って手作業で再現しました。安価な筆を使い、軽いストロークや円を描くような動きで塗料を重ねることで、木材らしい模様を表現しています。
最後に数日間乾燥させ、半光沢のクリアニスで表面を保護して完成です。
この作業には仕事終わりの時間を使い、毎日1~4時間ほど取り組んだとのこと。初めての改造ながら、細部まで丁寧に仕上げられています。
DualShock 2や周辺機器も木目調に統一

今回の改造で特に目を引くのが、本体だけでなく周辺機器まで同じデザインに統一されている点です。
オリジナルのDualShock 2コントローラーやメモリーカード、他社製のマルチタップ、さらにはネットワークアダプターまで木目調に仕上げられています。

外観を変更した後もPS2本体は問題なく動作しているとのことです。また、分解作業の際には古くなったサーマルパッドも交換し、電子部品の長期的な保護にも配慮したそうです。
単なる見た目の改造にとどまらず、メンテナンスも同時に行っている点は興味深いところです。
Atari 2600や70年代の家電を思わせるデザイン
完成したPS2に対して、海外のコミュニティでは好意的な反応が集まっています。
特に、木目調の外観が往年のAtari 2600や1970年代の家電製品を連想させるという声が出ているようです。
PS2といえば、当時のゲーム機らしい無骨なブラックのデザインが特徴ですが、今回の改造ではまったく異なる雰囲気に生まれ変わっています。
製作者は今回の経験を踏まえ、今後はほかの世代のPlayStationでも同様のカスタマイズに挑戦したいと考えているとのことです。
最新のゲーム機とは違った魅力を持つレトロゲーム機ですが、こうした個性的な改造によって、発売から長い年月が経過したPS2の新たな楽しみ方が生まれています。
