
ソニーがPlayStation 5向けに、従来とは異なる新しいユーザーインターフェースを一時的にテストしていた可能性が浮上しています。今回確認されたUIは、PS4時代を思わせる横方向の構成を採用しており、PlayStation 6や次世代携帯機を含めた共通インターフェースの検証だったのではないかとの見方も出ています。
PS4を思わせる横並びの新UI
報告によると、PS5ではPlayStation Plus、PlayStation Store、ゲーム、ゲームライブラリー、メディアといった機能を横方向に切り替えられる新しいメニューが一部で確認されたとされています。
従来のPS5のホーム画面とは構成が異なる一方、PS4や過去のPlayStationシリーズを思わせるシンプルなナビゲーションになっており、各機能へアクセスしやすいデザインだったようです。
実際、2026年4月にもPS5のベータ版で、PS StoreやPS Plus、ゲーム、ライブラリーなどを上部のタブから切り替えるUIが確認されたとの報道がありました。ベータ版で導入された変更は最終仕様にならない場合もあるため、今回の情報と同一のテストだったのかは確認できません。
サーバー側で変更され、短期間で元のUIへ
今回の報告で興味深いのは、通常のシステムソフトウェアアップデートを必要とせず、サーバー側の変更によって新UIが有効になったとされている点です。
そのため、ユーザー側では大規模なアップデートを行っていないにもかかわらず、新しいナビゲーションを利用できる状態になったとみられます。しかし、このテストは長期間続くことなく終了し、PS5は従来のUIへ戻されたとされています。
ソニーは過去にもPS5のUIについて継続的に改良を加えており、2025年には初代PlayStationからPS4までの歴代機をモチーフにした外観を再導入しています。
PS6や次世代携帯機との共通化を検証していた可能性
今回の動きから一部では、単純なPS5のUIテストではなく、次世代PlayStationを見据えたインターフェースの検証だったのではないかという見方も出ています。
仮にソニーがPS5、PlayStation 6、さらに開発が噂されている次世代携帯機で共通のソフトウェア基盤を採用するのであれば、世代が変わっても基本的な操作方法を維持できるメリットがあります。特に据え置き機と携帯機で同じようなメニュー構造を採用すれば、ユーザーが機種を変更した際にも操作方法を覚え直す必要がありません。
一方で、現時点ではソニーがPS6や次世代携帯機向けにこのUIを採用すると発表した事実はありません。今回のPS5でのテストが、単なる現行機向けのUI改善だった可能性も残されています。
PS5の現在のUIも、ゲームとメディアを分けて利用する基本構造を採用しています。ソニーはPS5の発売時から、ゲームやメディアへのアクセスを素早く行えるユーザー体験を重視してきました。
今後PS6や次世代携帯機の発表が近づけば、今回のようなUIテストが次世代プラットフォームに向けた準備だったのかどうかも見えてくる可能性があります。現段階では、PS5で確認された新UIそのものは事実として報告されているものの、PS6や携帯機との統合についてはあくまで推測として見る必要がありそうです。



