GTA 6のモッディング方針が判明、Rockstarが無許可の収益化を禁止

Rockstar Gamesが「GTA 6」の発売を前に、モッディングに関するガイドラインを公開しました。MODそのものを一律に禁止する内容ではないものの、Rockstarの許可を得ない商業利用については明確に制限されています。特に、現金や暗号資産を使った取引を組み込んだRPサーバーの運営には大きな制約がかかることになりそうです。

GTA 6のMODにも明確なルールを設定

Rockstarが示したガイドラインでは、他社の知的財産を無断で使用することや、ポルノ、いじめ、暴力的過激主義を扱うコンテンツなどが禁止対象として挙げられています。

また、Rockstarのゲームが正式に発売されていないプラットフォームへ移植することや、別のゲームに登場するキャラクター、マップ、アセットなどをRockstarのゲームへ追加する行為についても認められていません。

こうしたルールはGTA 6だけを対象に突然設けられたものではありません。Rockstarはこれまでも、オンラインゲームにおける無許可MODやゲームデータの改変などを利用規約違反として扱っており、違反したアカウントには停止やBANなどの措置を取る方針を示しています。

現金や暗号資産を使った収益化は不可

今回特に注目されるのが、MODの商業利用に関する規定です。

Rockstarは、許可を得ていないMODについて、現実の通貨や暗号資産を介した取引を行うことを禁止しています。さらに、MOD内で現金を使ったギャンブルを行うことや、第三者によるスポンサーコンテンツを宣伝することも認められていません。

そのため、GTA 6のRPサーバーを単なるコミュニティ活動として運営するのと、サーバーそのものを収益事業として展開するのとでは、扱いが大きく異なることになります。

海外では、インフルエンサーのAdin Ross氏などが、GTA 6のRPサーバーを利用してプレイヤーがゲーム内で生活し、現実の収入を得られるような構想を語ってきました。しかし、少なくともRockstarの許可がない状態では、こうした仕組みに現金や暗号資産による報酬を組み込むことはできません。

FiveMなどRPコミュニティとの関係にも注目

一方で、RockstarはRPコミュニティそのものを否定しているわけではありません。

現在のGTA Onlineでは、Rockstarが認めるオンラインサービスの一つとして、Cfx.reのプラットフォームを利用したロールプレイ/コミュニティサーバーが存在します。RockstarはCfx.reを買収しており、RPコミュニティとの関係を深めてきました。

そのためGTA 6でも、ユーザー主導のRPやコミュニティサーバーがどこまで認められるのかは注目されます。ただし、今回のガイドラインを見る限り、Rockstarが認めるコミュニティ活動と、第三者が独自に収益化するビジネスとの間には明確な線引きを設ける考えのようです。

GTA 6は2026年11月19日にPS5とXbox Series X|S向けに発売予定で、現時点ではPC版が発売時の対応プラットフォームに含まれていません。そのため、実際に大規模なMOD環境が形成されるのはPC版の登場後になるとみられます。

GTA 5ではFiveMを中心に大規模なRPコミュニティが成長しましたが、GTA 6ではRockstarがそのコミュニティをどのようなルールの下で運営させるのかが、新たな焦点になりそうです。

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