Googleの最新OS、Android 12。
ここ最近のAndroid OSアップデートの中ではUIにも最もメジャーな変更が加えられてOSといって良いと思います。
そのため、変更点については好意的に受け止められているものもある一方で、改悪として不満の声が上がっているものもあります。
なかでも機種を問わずネガティブな評価が目立つのがクイック設定においてモバイルデータ通信とWi-Fiのオンオフトグルが統合され「インターネット」となっているっている点。
これにより、Wi-Fiのオンオフ切り替えが素早くできなくなったという不満の声いが多く聞かれ、Android 12のUI変更の中では最も評判の悪い変更点とも言えそうです。
しかし、この新・不人気仕様がAndroid 12搭載のXperia 1 IIIおよびXperia 5 IIIでは回避可能。Android 11の時のようにクイック設定画面からWi-Fiとモバイルデータを別々表示できるようになっているようです。
XDAがRedditユーザーからの発見として伝えたもの。
これによると、Xperia向けのAndroid 12ではPixelなどとは異なり、アップデート後にもWiFiとモバイルデータを別々に表示する仕様になっているとのこと。
ただ、この仕様は普通にOTAアップデートをしただけでは右の画像のように「インターネット」となるだけで有効化されず左のようにWiFi/モバイルデータを別々に表示するためには初期化が必要とも書かれています。
なお、これを発見したRedditユーザーは初期化をしないとこの仕様が適用されない件についてはバグである可能性が高い、としていますが、実際のところは不明です。
ちなみにPixelではAndroid12のWiFi ON/OFFを1発で行えるようにする方法としてADBコマンドやサードパーティーアプリを使うという方法も紹介されており、おそらくこれはXperiaに対しても有効。
ただ、「ネイティブ仕様」としてWiFiトグルとモバイルデータトグルを別々にしたい、という場合は初期化をする必要があるようです。
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