Pixel 11は不人気? Proモデルを選ぶユーザーが過半数、日本では事情が異なる可能性も

Googleが次期Pixelシリーズで無印モデルをどう位置付けるのか、興味深い調査結果が明らかになりました。Android Authorityが実施したPixel 11シリーズの人気投票では、より高価なProモデルを選ぶユーザーが過半数を占めています。一方、日本ではPixelの売れ方が海外とはやや異なる可能性があり、単純に無印モデルの存在意義が薄れているとは言い切れません。

Pixel 11 Proを選ぶユーザーが過半数

Android Authorityが1,476人を対象に実施した投票では、Pixel 11 ProまたはPixel 11 Pro XLを選んだユーザーが809人となり、全体の55%を占めました。

一方、通常モデルのPixel 11を選択したのは349人で、24%にとどまっています。つまり、今回の投票では無印モデルの2倍以上にあたるユーザーが、追加料金を払ってProモデルを選びたいと回答したことになります。

残りでは、Pixel 10を選んだユーザーが219人で約15%、Pixel 10aを選んだユーザーが99人で約7%でした。

選択肢投票数割合
Pixel 11 Pro / Pro XL809票55%
Pixel 11349票24%
Pixel 10219票約15%
Pixel 10a99票約7%

もちろん、これはAndroid Authorityの読者を対象とした投票であり、一般消費者全体の購買動向を示す統計ではありません。新製品やスマートフォンの仕様に関心が高いユーザーほどProモデルを選びやすい点も考慮する必要があります。

無印Pixel 11は価格面で難しい立場に

それでも、Pixel 11の立ち位置について考える材料にはなりそうです。

今回の投票結果を見る限り、最新かつ最高のPixelを求めるユーザーは、約200ドルを追加してでもProモデルを選ぶ傾向があります。Proモデルでは、より高性能なカメラ、UWB、明るいディスプレイなど、無印モデルにはない機能が用意されているためです。

一方で、できるだけ安くPixelを購入したいユーザーにとっては、Pixel 10などの旧モデルやaシリーズが候補になります。

その結果、無印モデルは「Proほど高価ではないが、低価格モデルほど安くもない」という中間的なポジションになりやすく、価格と機能の両面で挟まれる可能性があります。

日本では無印やaシリーズが強い可能性も

ただし、ここで注意したいのが日本市場です。

正確な販売統計ではありませんが、国内の価格.comにおけるレビュー数などを見る限り、PixelシリーズではProやPro XLよりも、無印モデルやaシリーズのほうが明らかに注目度が高いように見えます。

そのため、Android Authorityの投票結果をそのまま日本市場に当てはめるのは難しいでしょう。日本では価格を抑えたPixelへの需要が強く、無印モデルやaシリーズがPixelの販売を支える重要な存在になっている可能性があります。

Googleにとっては、Proモデルをより強くアピールする戦略が海外では合理的に見えても、日本では必ずしも同じ結果になるとは限りません。

今回の調査は、Googleが今後Pixelの製品構成を考えるうえで興味深い材料ではありますが、少なくとも日本市場については、無印Pixelやaシリーズを単純に縮小するよりも、価格と機能のバランスをどう調整するかが重要になりそうです。

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