
Appleが初の折りたたみiPhone「iPhone Duo」を発表した直後、Motorolaが新型折りたたみスマートフォンを予告しました。Motorolaが公開した短い動画には、これまでリークされていたワイド型のRazrシリーズとみられる端末が一瞬だけ登場しており、Appleの新製品発表を意識したメッセージとみられています。
MotorolaはAppleの発表イベントが行われた9月9日、XにRazrシリーズの歴代モデルを紹介する動画を投稿しました。動画には2000年代の携帯電話から最新の折りたたみモデルまでが次々と登場し、最後に未発表のワイド型折りたたみスマートフォンが姿を見せます。
投稿には「新しいものが彼らの手に。象徴的なものは私たちの手に」という趣旨のメッセージが添えられており、折りたたみiPhoneを発表したAppleを意識したものとみられます。
iPhone Duoと似たワイドな形状
今回登場した端末は、先週から流出していたMotorolaのワイド型折りたたみモデルとみられています。従来の縦長タイプのRazrとは異なり、開いた状態では正方形に近い、横幅の広いフォルムを採用しているのが特徴です。

この形状は、今回Appleが発表したiPhone Duoにも近いものとなっています。SamsungのGalaxy Z Fold 8にも通じる、いわゆるパスポート型のデザインで、従来のRazrシリーズとは方向性が大きく異なります。
先週流出したスケッチがMotorola内部から直接流出したものなのか、それとも社内資料などを見た人物が作成したものなのかは分かっていませんでした。しかし、今回Motorola自身がワイド型モデルを動画に登場させたことで、少なくとも端末そのものが開発されている可能性はかなり高くなったと考えられます。
わずか数フレームだけ姿を公開
もっとも、今回の動画で確認できる情報は非常に限られています。ワイド型モデルが登場するのはわずか12フレームほどで、黒い本体と消灯したディスプレイが一瞬映るだけです。
背面には横方向に伸びるカメラバーのような構造も確認できますが、カメラの仕様やディスプレイサイズ、厚さなどの詳細までは分かりません。
先週の情報では、この新型ワイド折りたたみモデルは数カ月以内に登場するとされていました。ただし、正式な発表時期や価格についてはまだ明らかになっていません。
一方、iPhone Duoは2000ドルからという非常に高価な価格設定になっています。Motorolaの新型モデルが実際に登場すれば、より手の届きやすい価格帯でワイド型折りたたみ市場に参入する可能性もあり、Appleとの価格差も大きな注目点になりそうです。
Appleが折りたたみ市場へ本格参入した直後にMotorolaが新型モデルを予告したことで、今後はワイド型折りたたみスマートフォンをめぐる競争がさらに激しくなるかもしれません。


