PS5のDualSenseは何年使える?バッテリー寿命とスティックドリフトを解説

PlayStation 5のコントローラー「DualSense」は、PS5本体よりも先に買い替えが必要になる可能性があります。特に気になるのが、充電1回あたりの駆動時間と、長く使うほど発生しやすくなるアナログスティックのドリフトです。EngadgetがDualSenseの寿命について詳しく取り上げており、現在のコントローラーをどの程度使い続けられるのか、そのポイントを整理してみます。

DualSenseのバッテリーは6~12時間程度

DualSenseには1,560mAhのリチウムイオンバッテリーが内蔵されています。ゲームによって消費電力は変わりますが、1回のフル充電で使用できる時間はおおむね6~12時間程度とされています。

PS5のゲームパッドとしては、決して長いとは言えません。DualSenseは単純にボタン入力を受け付けるだけでなく、ライトバーや内蔵スピーカー、アダプティブトリガー、ハプティックフィードバックなど、多くの機能を搭載しています。これらを積極的に利用するゲームほど、バッテリーの消耗も早くなります。

特に「ASTRO BOT」や「Returnal」のように、アダプティブトリガーやハプティックフィードバックを多用するゲームでは、6時間前後の駆動時間になることもあります。

長時間プレイするユーザーであれば、充電ケーブルをゲーム環境の近くに用意しておくか、予備のDualSenseを1台用意しておくと安心です。

DualSense Edgeは高価でもバッテリー持ちは短め

より高価な「DualSense Edge」ならバッテリーも長持ちするのではないかと思うかもしれませんが、実際には逆です。

DualSense Edgeのバッテリー容量は1,050mAhで、標準モデルの1,560mAhよりも小さくなっています。そのため、1回の充電で使用できる時間はおよそ5~10時間程度です。

これは背面ボタンや交換式スティックモジュール、トリガーストップ機構など、DualSense Edgeに追加されたハードウェアを収めるための設計によるものとされています。価格が高いからといって、必ずしもバッテリー性能が上位になるわけではありません。

本当に気になるのはスティックドリフト

DualSenseの寿命を考えるうえで、バッテリー以上に厄介なのがスティックドリフトです。

これは、アナログスティックに触れていないにもかかわらず、ゲーム側で勝手に入力された状態になる現象です。キャラクターが意図せず動いたり、カメラが勝手に回転したりするため、FPSやレースゲームでは特に大きな問題になります。

スティックドリフトは長期間の使用による摩耗のほか、指の汗などがコントローラー内部に入り込むことも原因の一つとされています。そのため、週に何十時間もPS5で遊ぶユーザーほど、比較的早い段階で症状が発生する可能性があります。

完全に発生を防ぐ方法はありませんが、アナログスティック周辺を定期的に清掃することで、状態の悪化を抑えられる場合があります。綿棒に消毒用アルコールを少量含ませて清掃したり、圧縮空気を短く吹き付けたりする方法が紹介されています。

また、コントローラーのファームウェアを最新の状態に保つことも重要です。すべてのスティックドリフトがソフトウェア更新で解決するわけではありませんが、ソフトウェア側の問題を避けるためにも、アップデートは適用しておいたほうがよいでしょう。

保証期間は1年間

もし購入から1年以内にDualSenseでスティックドリフトなどの問題が発生した場合は、保証による修理や交換を利用できる可能性があります。

一方、保証期間を過ぎてしまうと、修理には費用がかかります。その場合は第三者による修理サービスを利用する方法もありますが、修理費用によっては新しいDualSenseを購入したほうが合理的なケースもあります。

つまり、DualSenseの寿命は単純に何年という形では決められません。使用頻度やゲームの種類、バッテリーの扱い、スティックの摩耗などによって大きく変わります。

Xboxコントローラーと比べるとバッテリーは不利

バッテリー持ちだけを比較すると、DualSenseはXbox Series X/Sのワイヤレスコントローラーに大きく差をつけられています。

Xboxのコントローラーは標準で単3形乾電池を使用する方式で、一般的には30~40時間程度の使用が可能とされています。これに対してDualSenseは6~12時間程度なので、充電頻度にはかなりの差があります。

Xbox向けの純正充電式バッテリーパックを利用した場合でも、1回の充電で約25~30時間使用できるとされており、DualSenseよりかなり長時間使えます。

もちろん、DualSenseにはアダプティブトリガーや高度なハプティックフィードバックなど、独自の機能があります。そのため単純なバッテリー容量だけで優劣を決めることはできませんが、長時間プレイするユーザーにとって充電の手間が気になるのは確かです。

PS5の発売から時間が経過し、今後は次世代PlayStationへの移行も視野に入ってきています。それでもPS5を長く使うのであれば、DualSenseも消耗品として考えておく必要があります。特にスティックドリフトが発生した場合は、無理に使い続けるよりも、保証期間内なら早めにメーカーへ相談するのがよさそうです。

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