Googlebook向け新アプリ「Look up」が流出、Android 17スマホでも利用可能

Googleが新たに開発しているノートPC向けプラットフォーム「Googlebook」で提供予定のアプリ「Look up」が、正式発表前にGoogle Playストアへ一時的に掲載されました。現在は通常の方法で入手できなくなっていますが、アプリ自体はすでに公開されており、Android 17を搭載したスマートフォンではサイドロードによって動作させることも可能です。

Googlebookは、AndroidとChromeOSの要素を組み合わせ、Geminiを中核に据えた新しいノートPC向けプラットフォームとして開発されています。Googleはすでに「Magic Pointer」や「Desktop Camera」といった専用機能を明らかにしており、今回の「Look up」もGooglebookの使い勝手を高めるユーティリティの一つになるとみられます。

気になる言葉や場所を選択するだけで検索

「Look up」の特徴は、画面上のテキストを選択するだけで、その内容に関連する情報をGoogleの各サービスから取得できる点です。

例えば、知らない単語や文章、旅行先の地名などを選択して「Look up」を呼び出すと、Google検索をはじめ、GoogleマップやGoogleフライトなどから関連情報を取得し、専用のフローティングウィンドウに表示します。

確認されている画面では、辞書による単語の説明やフライト情報、概要、翻訳など、選択した内容に応じた情報を表示する仕組みになっています。

操作方法もシンプルで、テキストを選択すると表示されるメニューから「Look up」を選ぶだけです。画面の狭い端末では、メニューの3点リーダー内に隠れている場合があります。

Geminiを使って追加の質問も可能

単に検索結果を表示するだけでなく、結果画面の下部には追加の質問を入力できる欄も用意されています。

ここから別の質問を入力すれば、Geminiを利用した対話形式でさらに詳しい情報を尋ねられます。最初に表示された情報だけでは分からないことがあっても、そのまま質問を続けられるため、従来の検索よりも一歩進んだ情報収集ツールとして利用できそうです。

こうした仕組みは、AppleがmacOSなどで提供している「Look Up」とも似ています。Googlebookでは、AIを組み込んだデスクトップ環境の一部として、こうしたコンテキストに応じた検索機能をさらに発展させる可能性があります。

Google Playストアからはすでに削除

「Look up」は当初Google Playストアに掲載されていましたが、現在はページから関連情報が削除され、通常の方法ではインストールできなくなっています。一方、APKMirrorには初期ビルドが公開されており、Android 17以降の端末で動作するバージョンが確認されています。

実際にスマートフォンへインストールして利用することも可能とされていますが、本来はGooglebook向けに開発されたアプリとみられます。そのため、スマートフォンでの動作は正式な提供形態ではなく、今後Google側で利用できなくなる可能性もあります。

また、アプリのパッケージ名にも「desktop」を含むことから、Googlebookのデスクトップ環境を想定していることがうかがえます。

今回の流出によって、Googlebookが単にAndroidアプリをノートPCで動かすだけの製品ではなく、検索やGeminiなどGoogleのサービスをデスクトップ操作に深く組み込んだプラットフォームを目指していることが、少しずつ見えてきました。

Googlebookは2026年秋の登場が予定されており、今回の「Look up」も含め、今後さらに専用アプリや機能が明らかになるとみられます。

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