Xperia 10 VIIIの公式価格、スペック据え置きで約2割以上のアップか 国内価格にも注目

ソニーが8月25日に正式発表した新型ミッドレンジスマートフォン「Xperia 10 VIII」ですが、海外で早くも価格に関する気になる情報が出ています。タイのソニー公式ストアでは同モデルの価格が20,490タイバーツと案内されており、前モデル「Xperia 10 VII」の発売時価格と比べて約2割の値上げとなる可能性があります。日本での価格はまだ発表されていませんが、国内版の価格設定にも注目が集まりそうです。

前モデルから大きな変化は少ないXperia 10 VIII

Xperia 10 VIIIは、基本的なデザインやチップセットなど、前モデルから引き継いだ部分が多いモデルです。一方で、ディスプレイの明るさ向上やスピーカーの音質改善、カメラ処理の強化などが主な進化点となっています。チップセットには前モデルと同じSnapdragon 6 Gen 3を採用しており、大幅な性能向上を前面に押し出す世代ではないといえます。

そのため、もし販売価格が大きく引き上げられることになれば、スペックと価格のバランスに対して厳しい見方が出る可能性もあります。

タイではXperia 10 VIIから約20%高い価格に

現時点でXperia 10 VIIIの価格を確認できる数少ない市場の一つがタイです。同国での販売価格は20,490タイバーツとなっており、日本円に換算すると約9万9,600円です。ただし、海外モデルの価格を単純に円換算して国内価格と比較しても、実際の販売価格を予測する材料にはなりにくい点には注意が必要です。

注目したいのは、同じタイ市場における前モデルとの価格差です。Xperia 10 VIIは発売時に16,990タイバーツで販売されていたため、Xperia 10 VIIIは約20%高い価格設定となります。

もし国内版でも同様の価格上昇があるのであれば、国内SIMフリー版Xperia 10 VIIの価格は9万円前後ということになります。

少し前には、ベトナムのXperia関連コミュニティで知られるリーカーから、Xperia 10 VIIIの価格は前モデルから据え置きになるとの情報も出ていました。しかし、今回のタイでの価格情報は海外とはいえソニー公式ストアを情報源としているだけに、その内容とは大きく異なる結果となりました。

国内版はさらに大きな値上げとなる可能性も

もちろん、タイと日本では税制や流通コスト、販売戦略が異なるため、タイでの価格差がそのまま国内版に当てはまるとは限りません。それでも、タイバーツと日本円の為替動向を考えると、日本国内での価格上昇幅がより大きくなる可能性も否定できません。

過去1年間でタイバーツは日本円に対して約7%上昇しているとされており、仮に各国で同程度の値上げ率を設定する場合、日本円で見た価格差はより大きく感じられる可能性があります。

日本でのXperia 10 VIIIの価格や発売日、取り扱い事業者については、現時点では明らかにされていません。

Xperia 10 VIIIは、日常利用に必要な機能を着実に改善したモデルではあるものの、タイと同じように前モデルから2割前後の値上げとなれば、ユーザーの反応は決して穏やかではなさそうです。特に大幅な性能向上が見えにくいモデルだけに、国内向けの価格設定がどの程度になるのか、今後の正式発表が注目されます。

追記:英国・欧州での価格大幅アップも確認

さきほど、英国や欧州でのXperia 10 VIIIの価格も判明しました。

欧州での同モデルの価格は599ユーロ、英国では549ポンドです。
前モデルのそれぞれの国・地域での価格は449ユーロ/399ポンドだったので、上昇率としては20%をゆうに上回っています

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