
Samsungの次期フラッグシップ「Galaxy S27 Ultra」をめぐり、注目されていたバッテリー大容量化の噂にブレーキがかかっています。かつては6,000mAhや7,000mAh級といった大胆な予測も出ていましたが、最新のリークではより現実的な数字に落ち着きつつあるようです。
5,600mAhと5,800mAhのテスト情報が浮上
今回の情報はX上のリーカーによるもので、Samsungは現在「5,600mAh」または「5,800mAh」のバッテリーをGalaxy S27 Ultra向けにテストしているとされています。
これまでの噂では6,000mAh超えも期待されていましたが、実際の開発段階ではそこまでの大幅な増量には至っていない可能性が高いようです。
ただしこの情報については、著名リーカーとして知られるIce Universeが慎重な見方を示しており、「5,500mAhを超える信頼できる証拠はない」とコメントしています。つまり、現時点では5,500mAh前後が現実的な上限という見方も出てきています。
長年続く5,000mAhの壁とユーザーの不満
SamsungのUltraシリーズは、Galaxy S20 Ultra以降、長らく5,000mAhバッテリーを維持してきました。すでに7世代近く同じ容量が続いていることになり、ハードウェア面での停滞感を指摘する声もあります。
Galaxy S26 Ultraではソフトウェア最適化や省電力チップの採用によりバッテリー効率は改善されているものの、実使用では競合の一部モデル、特に最新iPhoneと比べて駆動時間で劣るというテスト結果も報告されています。
そのため、ユーザーからは「そろそろ5,000mAhの壁を超えるべきだ」という期待が以前から強まっていました。
期待と現実のギャップ、伸び幅は限定的か
一部では5,200mAh程度の小幅な増量にとどまるという悲観的な予測もありましたが、今回のリークでは5,600〜5,800mAhという中間的なレンジが示されています。
とはいえ、仮にこの水準であったとしても、期待されていた6,000mAh超えや7,000mAh級のシリコンカーボン電池といった大幅な進化には届かないことになります。
Samsungはこれまでも毎世代で急激な変化よりも着実な改良を重ねてきた企業であり、今回もその延長線上にある可能性が高いと見られています。
Ultraの電池戦略はどこへ向かうのか
Galaxy S27 Ultraのバッテリー容量が最終的にどこに落ち着くのかはまだ確定していませんが、少なくとも「大幅なジャンプアップ」を期待するのは難しい状況になりつつあります。
性能や効率改善によって実使用時間を伸ばす方向は今後も続くとみられますが、物理的な容量拡大には慎重な姿勢が続く可能性があります。結果として、SamsungのUltraシリーズは引き続き“堅実な進化”路線を歩むことになりそうです。

