
AndroidではGoogle Playストア以外からもアプリを入手できる「サイドローディング」や代替ストアの選択肢が複数存在します。今回行われたユーザー投票では、「どのPlayストア代替が最も優れているか」という問いに対し、明確な傾向が見えてきました。
F-Droidがトップ、オープンソース勢が強さを見せる
約3,000票が集まった今回のAndroid Authorityによる調査で、最も支持を集めたのはオープンソースアプリストア「F-Droid」でした。全体の37.7%を獲得し、他の候補を引き離す結果となっています。

F-Droidはオープンソースアプリやゲームを中心に配信するストアで、Google Playストアとは性質が大きく異なります。商用アプリは基本的に扱っていないため、SpotifyやReddit、Gmailといった定番アプリは存在しませんが、その代わりに同等機能を持つオープンソースの代替アプリが豊富に揃っているのが特徴です。
日常的に利用しているユーザーも多く、シンプルさと透明性の高さが支持につながっているとみられます。
Playストアそのまま使えるAurora Storeも一定の支持
2位となったのは「Aurora Store」で、17.4%の票を集めました。
Aurora StoreはGoogleアカウントなしでPlayストアのアプリを閲覧・ダウンロードできる仕組みを採用しており、見た目や提供されるアプリはほぼPlayストアと同等です。
広告やプロモーション表示を避けたいユーザーにも好まれる一方で、Playストアで購入したアプリを直接引き継げない点は弱点とされています。
Galaxy StoreやAPKMirrorなども一定の存在感
続いて、Samsungの「Galaxy Store」が16.3%、APKファイルを配布する「APKMirror」が13.7%、さらにアプリ管理ツールとして知られる「Obtanium」が11.9%という結果になりました。
いずれも用途がやや異なるため、完全な「Playストア代替」というよりは、用途別に併用されるケースが多いと考えられます。
代替ストアは用途で分かれる傾向に
今回の結果を見ると、「完全なPlayストアの代替」というよりも、目的ごとに複数のサービスを使い分けるユーザーが多いことが分かります。
オープンソース中心のF-Droid、Playストア互換のAurora Store、メーカー独自のGalaxy Storeなど、それぞれに明確な役割があるため、単一のサービスに集中していない点が特徴的です。
Androidの自由度の高さを象徴する結果ともいえそうです。

