
Android 17へアップデートした一部のGoogle Pixelユーザーから報告が相次いでいるタッチ操作の不具合。スクロール方向がおかしくなったり、画面が反応しなくなったりする現象が確認されていますが、現時点ではGoogleから正式な修正アップデートは提供されていません。
ただし、ユーザーコミュニティやGoogle関係者から、症状の改善につながったという対処法がいくつか共有されており、影響を受けているユーザーは試してみる価値がありそうです。
アクセシビリティの「トリプルタップ」を無効化
最も多く報告されている対処法の一つが、アクセシビリティ機能のトリプルタップ操作をオフにする方法です。
設定アプリから「ユーザー補助(アクセシビリティ)」へ進み、トリプルタップによる機能呼び出しを無効化することで症状が改善したとの報告が複数上がっています。
一方で、この設定をオフにすると拡大表示などのアクセシビリティ機能への素早いアクセスができなくなるため、日常的に利用しているユーザーは注意が必要です。
Pixel Launcherのキャッシュを削除
Googleの公式アカウントが案内している対処法として、Pixel Launcherのキャッシュ削除も挙げられています。
手順は以下の通りです。
- 設定
- アプリ
- すべてのアプリを表示
- Pixel Launcher
- ストレージとキャッシュ
- キャッシュを削除
Googleはランチャー関連の動作が不具合に関係している可能性を調査しているとみられ、この方法で改善したという報告も出ています。
セーフモードでの再起動も有効か
もう一つ推奨されているのがセーフモードでの起動です。
端末の電源を完全に切った後、電源ボタンを押して起動し、起動アニメーション中に音量ダウンボタンを長押しすることでセーフモードへ入ることができます。
この方法によって問題が解消したというケースも報告されていますが、一部のホーム画面ウィジェットが削除される場合があるため、事前に把握しておくと安心です。
Googleは引き続き調査中
今回のタッチ不具合はAndroid 17へのアップデート直後から複数のPixelシリーズで報告されており、海外の不具合追跡ページにも多数の報告が寄せられています。
ただし、現時点でGoogleの公式ステータスは「更新なし」のままで、根本的な原因や修正時期については明らかにされていません。
Android 17ではこのほかにもウィジェットの消失や5G接続の不安定化、Wi-Fi接続の不具合などが報告されており、一部ユーザーにとってはやや波乱のスタートとなっています。
タッチ操作の問題については今後のアップデートで修正される可能性が高いとみられますが、それまでは今回紹介した3つの対処法を試してみることで、一時的に症状が改善するかもしれません。


