
Appleの折りたたみ式iPhone「iPhone Duo」では、内側ディスプレイの上に設けられたナノテクスチャー仕様のカバー層を交換できることが明らかになりました。Appleのハードウェアエンジニアリング担当バイスプレジデント、Kate Bergeron氏が、コンテンツクリエイターのAngelica Siciliani Fendi氏とのインタビューで明らかにしたものです。
カバー層は消耗時に交換可能
Bergeron氏によると、ディスプレイ上のカバー層は取り外して新しいものに交換できる構造になっています。折りたたみディスプレイの中央部分に生じる折り目を目立ちにくくする役割も担っており、長期間の使用で表面が劣化した場合や、折り目が目立つようになった場合には交換が可能です。

Appleは、このカバー層をできるだけ長期間良好な状態に保てるよう、設計段階で大規模な技術開発を行ったと説明しています。そのうえで、経年劣化などに備えて交換できる仕組みを採用したようです。
米国ではAppleCare+に加入しているiPhone Duoのユーザーを対象に、カバー層の交換費用は19ドルと案内されています。AppleCare+に加入していない場合の交換費用については、現時点では明らかになっていません。
ユーザー自身で交換できるかは不明
一方、カバー層が交換可能とはいえ、ユーザーが自分で簡単に取り外せるのかどうかは現時点で不明です。正式な交換については、Apple StoreやApple正規サービスプロバイダを通じて行う形になる可能性が高いとみられます。
折りたたみスマートフォンでは、ディスプレイ表面の保護層やフィルムの劣化が長期使用時の課題の一つとなります。iPhone Duoでは、この部分を交換可能なパーツとして扱うことで、ディスプレイそのものを交換することなく、表面の状態を維持しやすくする設計が採用されています。
iPhone Duoの予約注文は米国時間10月16日午前5時から開始され、10月23日に発売される予定です。実際の製品が登場すれば、カバー層の耐久性や交換方法についても、さらに詳しい情報が明らかになりそうです。

