
Apple初の折りたたみスマートフォンとして噂される「iPhone Ultra」の最新レンダリング画像が公開されました。公開したのは数々のApple関連リークで知られるジョン・プロッサー氏で、これまでに流出した情報やサプライチェーンの噂をもとに作成されたものとされています。
最近ではiPhone Ultraの発売時期が数カ月延期されるとの情報も浮上していましたが、一方で予定通り9月発表に向けて開発が進んでいるとの見方もあり、依然として情報が錯綜しています。今回公開されたレンダリングは、現時点で最も完成形に近いデザインを示している可能性があるとして注目を集めています。
これまでのリークを反映した完成度の高いデザイン
今回の3Dレンダリングは、YouTubeチャンネル「Front Page Tech」で公開されたものです。プロッサー氏はAppleと法的な争いを抱えていることでも知られていますが、それでも継続的に未発表製品の情報を発信しています。
公開された画像を見る限り、デザインはこれまで流出してきた試作機情報やダミーユニットの内容とほぼ一致しており、製品版に近い外観になっているようです。
本体形状は横折りタイプのフォルダブルスマートフォンで、閉じた状態では一般的なスマートフォンとして利用でき、開くとタブレットに近い大画面を使用できる構造になるとみられています。
USB-Cやスピーカー配置にも変更
興味深いのは、2カ月ほど前に公開された初期レンダリングからいくつかの変更点が確認されていることです。
まずUSB Type-Cポートの位置が変更され、本体下部の左寄りに配置されています。また、スピーカーグリルは従来案から分割され、右側へ移動したデザインが採用されています。
さらに近年のiPhoneシリーズで導入されたカメラコントロールボタンも搭載される見込みです。Appleは写真・動画撮影機能の強化を進めており、折りたたみモデルでも同様の操作性を維持する方針なのかもしれません。
驚異的な薄型ボディを実現か
iPhone Ultraで特に注目されているのが本体の薄さです。
リークによると、端末を開いた状態では片側の厚みがわずか4.5mmになるとされています。Appleが2025年に投入した超薄型モデル「iPhone Air」よりもさらに薄くなる可能性があるとのことです。
ただし、折りたたみスマートフォン市場で薄型化をリードしているSamsungの Galaxy Z Fold 7 は、展開時の厚さが約4.2mmとされており、数値上では依然としてSamsungが優位に立つことになります。
カメラはデュアル構成を採用
カメラについては、広角カメラと超広角カメラによるデュアル構成になると予想されています。
大型のカメラユニットを採用するProシリーズとは異なり、背面デザインは薄型化を重視した iPhone Air に近いスタイルになる見込みです。そのため、Appleはカメラ性能よりも携帯性や薄さとのバランスを優先する可能性があります。
また、ディスプレイには折り目がほとんど目立たない新世代パネルを採用するとの噂もあります。これは OPPO Find N6 などで採用されている最新技術に近いもので、フォルダブルスマートフォンの弱点とされてきた「折り目問題」の解消につながるかもしれません。
現時点ではAppleから正式な発表はありませんが、iPhone Ultraが実際に登場すれば、Appleにとって初の折りたたみスマートフォンとなります。長年参入が噂されながら実現してこなかったカテゴリーだけに、今後のリークや正式発表に大きな注目が集まりそうです。


