
OPPOの新型ミドルレンジスマートフォン「Reno 16」シリーズが、いよいよグローバル市場向けの準備段階に入っているようです。すでに中国市場では発表済みの同シリーズですが、海外展開に向けた動きが複数の認証情報やベンチマークデータから明らかになってきました。
その中でも特に注目されているのが、グローバル版とみられるモデルのGeekbenchへの掲載です。
グローバル版Reno 16がGeekbenchに出現
今回Geekbenchに登場したのはモデル番号「CPH2865」とされる端末で、OPPOブランドとして登録されています。正式な製品名こそ明記されていませんが、過去の認証情報からこの型番がReno 16のグローバル版であるとみられています。

テスト時の情報によると、この端末はAndroid 16ベースのソフトウェアを搭載し、12GB RAM構成で動作していたことが確認されています。
Snapdragon 7 Gen 4搭載の可能性
さらに興味深いのは内部構成です。ソースコードからはAdreno 722 GPUの記述が確認されており、CPUは1コア2.80GHzの高性能コア、4コア2.40GHzのパフォーマンスコア、3コア1.84GHzの効率コアというオクタコア構成であることが分かっています。
またチップセットのコードネームは「QTI SM7750」とされており、これがSnapdragon 7 Gen 4を示している可能性が高いと見られています。
ベンチマークスコアはシングルコア1240点、マルチコア3994点となっており、ミドルレンジとしては安定した性能を示しています。
中国版との違いとSoCの変更
今回のグローバル版で注目されるのは、地域ごとに採用チップが異なる可能性がある点です。中国市場向けのReno 16はMediaTek製のDimensity 8550を搭載していたとされており、グローバル版ではSnapdragonへと切り替えられている可能性が出てきました。
こうした構成の違いは、地域ごとの通信最適化や供給体制に合わせた戦略とみられます。
インド市場向けは4モデル展開の可能性
また別の情報では、インド市場向けにReno 16シリーズが複数展開される可能性も指摘されています。具体的には「Reno 16」「Reno 16 Pro」「Reno 16 Pro Mini」「Reno 16c」の4モデル構成になるという見方です。
より幅広い価格帯をカバーするラインアップとなる可能性があり、ミドルレンジ市場での競争力を強化する狙いがうかがえます。
各種認証から見えるグローバル展開の準備
Reno 16はこれまでにもインドのBISやGCF、UAEのTDRA、TUV、NBDなど複数の認証データベースに登場しており、グローバル展開に向けた準備が着実に進んでいることが分かっています。
GCFの情報では幅広いLTE・5Gバンド対応が確認されているほか、TUVやNBDでは80W急速充電、6.57インチディスプレイ、12GB+256GB構成などの情報も示されています。
なおディスプレイサイズは中国版とは一致しておらず、単純なリブランドではなく一部仕様を変更した上で投入される可能性もありそうです。
今後さらに認証情報や実機ベンチマークが増えることで、グローバル版Reno 16の全体像がより明確になっていくとみられます。
