Xiaomi 17Tが高すぎ? POCO X7 Proが安すぎ? 性能差僅かの両機種に約2倍の価格差

先日国内で発売されたシャオミの最新アッパーミドルレンジモデル「Xiaomi 17T」。前モデルから価格が大幅に上昇したことで話題となりましたが、それでも同世代の競合機種と比べればコストパフォーマンスは依然として高いとの評価が少なくありません。

しかし現在、同じシャオミグループのサブブランドPOCOが展開する「POCO X7 Pro」が大幅値下げされており、状況が少し変わってきているようです。

POCO X7 Proが4万円台前半まで値下がり

Amazonでは現在、POCO X7 Proの12GB/256GBモデルが42,980円で販売されています。

一方、Xiaomi 17Tの12GB/256GBモデルは公式価格の89,980円より若干安くなっているものの、それでも84,980円前後で販売されています。

単純計算で見ると、Xiaomi 17TはPOCO X7 Proのほぼ2倍の価格ということになります。

チップ性能の差は予想以上に小さい

両モデルの大きな違いのひとつが搭載SoCです。

POCO X7 ProにはDimensity 8400-Ultraが搭載されているのに対し、Xiaomi 17Tは後継世代となるDimensity 8500-Ultraを採用しています。

スペック表だけを見れば、1世代新しいチップを搭載するXiaomi 17Tが大きく優位に思えます。

しかしGeekbenchのスコアを比較すると、状況はやや異なります。

平均スコアベースでは、

  • シングルコア性能:約6%差
  • マルチコア性能:約2%差

という結果になっており、実際の性能差はかなり小さいことが分かります。

通常、同シリーズの後継チップであれば10〜20%程度の性能向上が見られるケースも珍しくありません。その意味では、Dimensity 8400-Ultraと8500-Ultraの差は予想以上に小さいと言えそうです。

Xiaomi 17Tが優れるのはカメラやAI機能

もちろん、Xiaomi 17Tの価値はベンチマークスコアだけでは測れません。

カメラ構成を見ると、Xiaomi 17Tは望遠カメラを含むより充実した撮影機能を備えており、AI関連機能も強化されています。

また、発売時期の違いも無視できません。

POCO X7 Proは国内発売からすでに1年以上が経過しているため、今後受け取れるOSアップデートやセキュリティアップデートの期間ではXiaomi 17Tの方が有利です。

長く使うことを前提とするのであれば、この差は決して小さくありません。

コスパ重視なら悩ましい選択肢

それでも、スマートフォン選びでカメラ性能やAI機能を重視せず、純粋に性能と価格のバランスを求めるユーザーにとっては、現在の価格差はかなり大きく感じられるはずです。

実際、Geekbenchのスコア差だけを見る限り、約4万円のPOCO X7 Proでも日常利用やゲーム用途で大きな不満を感じる場面は少ないでしょう。

Xiaomi 17Tは確かに完成度の高い新モデルですが、現在のセール価格のPOCO X7 Proと比較すると、「圧倒的な性能差があるから高い」というわけではありません。

最新のカメラ機能や長期サポートに魅力を感じるならXiaomi 17T、価格重視ならPOCO X7 Proという構図が、これまで以上にはっきりしてきたと言えそうです。

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