
Xperia 1 VIII向けとみられるGeekbenchスコアが引き続き登録されていますが、その中で16GB RAM搭載モデルと思われる個体が、現時点で初めてマルチコアスコア1万点超えを記録したことが分かりました。
まだサンプル数は極めて少ないものの、メモリ容量の違いがベンチマーク結果に影響している可能性もありそうです。
16GBモデルとみられる個体がマルチコア1万点を突破
今回確認されたスコアの中で最も高い結果となったのは、5月27日に登録されたSony XQ-GE74の個体です。

この端末はシングルコア3498点、マルチコア10011点を記録しており、現時点で確認されているXperia 1 VIII関連のGeekbench結果の中では唯一の1万点超えとなっています。
添付されたシステム情報によると、この個体は搭載メモリが約14.8GBと表示されており、16GB RAMモデルである可能性が高いとみられます。
一方、これまで登録されてきた他のスコアの大半は12GB RAMモデルと考えられており、マルチコアスコアは概ね9000点台前半から後半に集中しています。

特に高いものでも以下のような結果でした。
- 9923点
- 9861点
- 9829点
- 9796点
- 9622点
このため、16GBモデルがわずかながら高いスコアを示しているようにも見えます。
メモリ容量が性能に影響している可能性
一般的にGeekbenchのようなCPUベンチマークでは、RAM容量そのものが直接スコアを大きく左右することはありません。
しかし近年のハイエンドSoCでは、メモリ帯域やバックグラウンド処理、発熱制御などが複雑に絡むため、RAM容量やメモリ構成の違いによってわずかな性能差が生じるケースがあります。
今回の結果を見る限り、16GBモデルの方が高負荷時の安定性やマルチタスク性能で若干有利になっている可能性は否定できません。
ただし、Geekbenchのスコアは測定環境や温度条件、ソフトウェアの最適化状況によっても変動するため、現段階でメモリ容量による差と断定するのは早計です。
現時点ではサンプル数が少なすぎる
今回の16GB RAMモデルとみられるベンチマーク結果は、確認できている範囲ではまだ1件のみです。
統計的な観点から見れば、単一のサンプルだけで性能差を論じることはできません。
また、XQ-GE74自体が16GBモデルを示す型番なのかどうかも現時点では正式には確認されていないため、引き続き慎重な判断が必要です。
とはいえ、唯一の1万点超えが16GB RAM搭載個体だったという事実は興味深いポイントです。
今後、香港や台湾以外の市場でも16GBモデルが展開され、Geekbenchへの登録数が増えてくれば、12GBモデルとの性能差の有無もより明確になってくるでしょう。
Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載するXperia 1 VIIIは、すでに歴代Xperiaでもトップクラスのベンチマーク性能を示しています。今後増えてくる実機ベースのスコアによって、16GB RAMモデルの実力がどこまで伸びるのかにも注目が集まりそうです。
