
Googleは3月のFeature Dropとして、Pixel Watch向けの最新アップデートを配信開始しました。スマートフォン向けほど大規模ではないものの、今回は合計8項目の新機能追加および既存機能の拡張が行われており、これまでで最も充実した内容のひとつといえます。
スマートフォン連携とセキュリティの強化
まず注目されるのが、スマートフォンの置き忘れ通知機能です。Pixel Watch 2以降のモデルでは、対応するPixelスマートフォンとの接続が切れた際に通知が表示されるようになりました。対応するスマートフォンはPixel 8以降です。

さらに、時計との接続が切断された場合、自動的にスマートフォンをロックする機能も追加されました。万が一の置き忘れや紛失時のセキュリティ向上につながります。
認証と決済がよりスムーズに
Pixel Watch 3およびPixel Watch 4では、スマートフォンが近くにある場合に本人確認を簡略化できる「モバイル信頼済みロケーション」機能が利用可能になりました。対応端末はPixel 8 Pro以降で、Pixel 8aは対象外です。

決済面ではExpress Payが導入されました。Pixel Watch 2以降のモデルで利用でき、ウォレットアプリを事前に開かなくても、手首を決済端末にかざすだけで支払いが可能になります。日常の支払いがよりスピーディーになります。
安全機能とデバイス管理の拡充
地震アラート機能は、これまでの上位モデルに加え、Pixel Watch 2にも拡大されました。周辺で地震が発生した場合、手元で通知を受け取れます。
また、Find HubがPixel Watchに統合され、紛失したデバイスの位置確認を時計から直接行えるようになりました。Wear OS搭載機種全体への展開も進んでいます。
緊急通報機能であるSatellite SOSは、Pixel Watch 4で利用地域が拡大されました。欧州やカナダに加え、米国内ではアラスカとハワイも新たに対応します。
片手ジェスチャー操作が拡張
操作面では、ダブルピンチや手首の回転による片手ジェスチャーがPixel Watch 3にも提供されました。通話応答や通知操作、各種アクションを画面に触れずに実行できるため、運動中や荷物を持っている場面で便利です。
今回のFeature Dropは、セキュリティ、利便性、安全性を中心にPixel Watchの完成度を高める内容となっています。対象機種をお持ちの方は、アップデートの配信状況を確認してみてはいかがでしょうか。

