
AQUOS sense10 SH-53FおよびAQUOS R10 SH-51F向けに、NTTドコモが最新ソフトウェアアップデートの提供を開始しました。配信開始日は2026年2月26日で、いずれも品質改善を目的とした内容となっています。
今回のアップデートは、先日大きな話題となった「緊急通報ができない不具合」への対処を含むものとみられます。
■ 海外SIM利用後に緊急通報ができない不具合を修正
当サイトでは先日、シャープ製「AQUOS」シリーズの広範な機種で、日本国内において緊急通報ができなくなる重大な不具合が発生しているとお伝えしました。
問題の発端は、米国通信事業者のT-MobileやVerizon系SIM(eSIM含む)を使用した後、日本国内のSIMを挿入しても緊急通報番号へ発信できなくなる場合があるというものです。緊急通報は命や安全に直結する極めて重要な機能であり、影響は深刻といえます。
今回、ドコモ版のAQUOS sense10およびAQUOS R10に提供が始まったアップデートでは、
一部の米国通信キャリアSIMを挿入すると、国内SIMを入れても緊急通報番号へ発信できない場合がある
という事象の改善が明記されています。

対象機種を利用しているユーザーは、速やかな更新が強く推奨されます。
■ アップデート概要(sense10/R10)
● AQUOS sense10 SH-53F
- 提供開始日:2026年2月26日
- 更新内容:品質改善(緊急通報不具合の修正を含む)
- 更新方法:端末本体(5G/Xi/Wi-Fi)
- 更新時間:約10分
● AQUOS R10 SH-51F
- 提供開始日:2026年2月26日
- 更新内容:品質改善(緊急通報不具合の修正を含む)
- 更新方法:端末本体(5G/Xi/Wi-Fi)
- 更新時間:約12分
※更新時間は通信環境により前後する場合があります。
※いずれも修理受付終了まで提供予定とされています。
■ ほぼ全世代に波及した深刻な問題
今回の緊急通報不具合は、フラッグシップのRシリーズからミドルレンジのsenseシリーズまで幅広い世代に及んでおり、事実上ここ数世代の主要モデルの大半が対象となる異例の事態でした。
すでに一部機種ではアプリ「エモパー」の更新による対応が案内されていましたが、今回のように機種別の本体ソフトウェアアップデートで正式に修正が進められている点は重要です。
海外渡航時に現地SIMを利用したことがあるユーザー、あるいは今後利用予定のあるユーザーは、念のため端末のソフトウェアが最新状態かを確認しておくべきでしょう。
■ 対象ユーザーは必ず最新バージョンへ
緊急通報が利用できない可能性があるという事象は、スマートフォンの不具合の中でも最も重大な部類に入ります。今回のアップデートは“品質改善”という表記ではありますが、実質的には安全性に関わる重要な修正です。
ドコモ版AQUOS sense10およびAQUOS R10を利用している方は、設定画面からソフトウェア更新を確認し、必ず最新バージョンへアップデートすることを強くおすすめします。
