
Googleは、Android 16 QPR3において、Pixelスマートフォン向けの「Adaptive Connectivity(適応型接続)」機能を強化しています。これまでシンプルだった設定項目が見直され、ネットワーク制御をより細かく調整できるようになりました。
これまでのAdaptive Connectivityはオン・オフのみ
安定版のAndroid 16 QPR2では、「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Adaptive Connectivity」に用意されているのは、機能全体を有効・無効にするスイッチのみでした。Googleはこの機能について、ネットワーク接続を自動的に管理することで、バッテリー持続時間の延長や端末パフォーマンスの向上につながると説明しています。
QPR3 Beta 2で2つの項目に分割
Android 16 QPR3 Beta 2では、この設定が見直され、「Adaptive Connectivityを使用」という表記が廃止されました。代わりに、役割の異なる2つのトグルが用意され、初期状態ではどちらも有効になっています。また、設定画面のイラストも、機能内容が分かりやすいものに更新されています。
モバイル回線への自動切り替えに対応

新たに追加された1つ目の項目は、「モバイルネットワークに自動切り替え」です。Wi-Fiの通信品質が低下したり、利用できなくなった場合でも、接続を維持するために自動的にモバイル通信へ切り替える仕組みとなっています。なお、利用状況によっては通信料金が発生する可能性がある点には注意が必要です。
バッテリー重視のネットワーク最適化も独立
もう1つの項目は、「バッテリー持続時間を最適化するためのネットワーク選択」です。こちらは、消費電力を抑えつつ最適な通信手段を自動で選ぶ機能で、バッテリー重視のユーザーにとってはオフにする理由があまりない設定といえそうです。
関連サービスも裏側で更新
この変更にあわせて、Googleは「Adaptive Connectivity Services」のアップデートも配信しています。2026年1月版のシステムサービスが提供されており、QPR3での挙動改善を支えているとみられます。
Android 16 QPR3は、今月中にもう1回ベータ版が提供された後、3月に安定版がリリースされる見込みです。Pixelユーザーにとっては、通信の安定性とバッテリー管理の両立をより柔軟に行えるアップデートになりそうです。
