Galaxy Z FoldとZ Flipの画面修理が安くなる可能性、Samsungが新方式を本格テスト


折りたたみスマートフォンの修理費用は高額になりがちですが、SamsungがGalaxy Z FoldおよびZ Flip向けに、画面修理の負担を大きく軽減する新たな手法を試験的に展開していることが分かりました。まずは韓国国内で導入が進んでおり、将来的には他の国や地域への拡大も期待されています。

画面全体ではなく壊れた部分だけを修理

Samsungが採用している新しい修理方式は、柔軟なディスプレイを備えた折りたたみ端末専用のものです。従来は、内部ディスプレイに不具合が生じた場合、パネル全体を交換するのが一般的でしたが、新方式では破損した部品のみを交換します。

これにより修理費用を大幅に抑えられるだけでなく、まだ使える部品を廃棄せずに済むため、環境負荷の低減にもつながります。

修理費用は最大で約4割削減

この修理方法は2024年に導入され、現在は韓国内で急速に普及しています。Samsungは技術者に対して専用のトレーニングを行い、内部パーツ単位での修理に対応できる体制を整えました。その結果、修理費用は最大で約37%削減できるとされています。

最近では対応拠点がさらに増え、韓国国内の169か所あるサービスセンターのうち、160か所がこの新方式に正式対応しました。これまでに利用者が節約できた修理費用は、総額で約80億ウォンにのぼると報告されています。

価格は魅力的だが修理時間は長め

一方で、この修理方式には注意点もあります。パーツ単位での作業には専用工具と高い技術力が必要なため、修理にかかる時間は従来方式のおよそ2倍になるとされています。

それでも、修理費用の高さが大きな課題となっている市場では、十分に魅力的な選択肢といえます。例えば米国では、Galaxy Z FoldやZ Flipの内部ディスプレイを保証外で修理すると、400ドルから600ドル程度かかるケースが一般的で、画面全体の交換が主流となっています。

海外展開は未定、今後の動きに注目

現時点では、この修理方式をグローバルに展開するかどうかについて、Samsungから正式な発表はありません。ただし、韓国での成功を踏まえると、海外市場にも拡大される可能性は十分に考えられます。

折りたたみスマートフォンの普及が進む中、修理費用の高さはユーザーにとって大きな不安要素です。Samsungの新たな取り組みが世界中に広がれば、FoldやFlipシリーズをより安心して使える環境が整うことになりそうです。

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