Google Pixelは2026年に最大成長へ、Tensor戦略が逆風の市場で存在感


スマートフォン市場全体が厳しい局面を迎える中、Google Pixelが2026年に主要ブランドの中で最も高い成長率を記録するとの見通しが示されました。近年着実に販売を伸ばしてきたPixelシリーズですが、来年はその勢いがさらに加速する可能性があります。

市場全体は縮小、それでもPixelは成長

市場調査会社Counterpoint Researchによると、2026年のスマートフォン向けSoC出荷は、メモリ不足や部品コストの上昇を背景に、前年比で約7%減少する見込みです。市場全体が縮小する中で、Google PixelはTensorチップを軸に、例外的な成長を遂げると予測されています。

自社設計SoCが強み

Pixelの成長を支えている要因として、Googleが自社開発するTensorチップの存在が挙げられます。外部ベンダーへの依存度が高いメーカーほど影響を受けやすい一方、自社設計SoCを採用するGoogleやApple、Samsungは、供給面での柔軟性が高く、逆風を受けにくいと分析されています。

Counterpoint Researchは、中国メーカーが最も大きな影響を受ける一方で、AppleとSamsungはサプライチェーンの統合やプレミアム路線へのシフトによって比較的安定した立場を維持すると説明しています。その中でもGoogleは、AI機能による差別化と、米国・日本以外の市場での存在感拡大によって、最も高い成長が見込まれるとしています。

成長率は予測を上回る水準に

今回のレポートで特に注目されるのは、Google Pixelの成長率が当初予測を上回るとされた点です。Counterpoint Researchは以前、2026年のTensor出荷増加率を約13%と見込んでいましたが、最新予測では19%近くまで引き上げています。

これは、2025年がPixelにとって過去最高水準の好調な年だったことに加え、販売地域が着実に広がっている点が評価された結果です。特定の主要市場に依存せず、グローバルでの展開を強化していることが、成長の持続性につながっていると見られます。

スマートフォン市場が調整局面に入る中でも、PixelはTensorとAIを軸とした独自路線で存在感を高めつつあります。2026年は、GoogleにとってPixelブランドが次の段階へ進む重要な年になる可能性がありそうです。

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