
ソニーモバイルの現行フラッグシップモデルであるXperia 1 VIIは、発売からおよそ半年が経過しました。発売直後には製造上の不具合による電源トラブル、いわゆる文鎮化問題が発覚し、評価面では厳しい視線を向けられましたが、実際の販売動向を見ると意外にも健闘している可能性が浮かび上がっています。
価格.comのレビュー数から見える販売ペース
今回注目したのは、価格.comに掲載されているユーザーレビュー数です。Xperia 1 VIIの現在のレビュー数は100件となっており、これは発売から約半年が経過した時点での数字です。一方、前モデルであるXperia 1 VIは、発売から同程度の期間が経った昨年1月31日時点で91件でした。


この数字を単純に比較すると、Xperia 1 VIIは前モデルよりも約1割多いレビューが投稿されていることになります。レビュー数は必ずしも販売台数を正確に反映するものではありませんが、一定の相関があると考えれば、Xperia 1 VIIは少なくともXperia 1 VIと同等、もしくはそれ以上のペースで販売されている可能性があります。
文鎮化問題が売れ行きに与えた影響は限定的か
Xperia 1 VIIは、発売初期に基板不良が原因とされる電源不具合が発覚し、一時は評価を大きく落としました。この問題により、購入を見送ったユーザーも少なくなかったと見られますが、販売台数そのものが大きく落ち込んだ形跡は今のところ見えてきません。
少なくとも、文鎮化問題が致命的な販売不振につながったとは言い切れず、実際の市場では想定以上に受け入れられている印象です。
問題がなければ、さらに伸びていた可能性も
一方で、この不具合がなければ、Xperia 1 VIIはさらに多くの支持を集めていた可能性もあります。完成度の高いハードウェアや独自路線の機能構成を評価する声は多く、ネガティブな話題が先行してしまった点は惜しまれるところです。
結果的に、Xperia 1 VIIはトラブルを抱えながらも前モデルを上回るペースで売れている可能性があり、同時にポテンシャルを十分に発揮しきれなかった、ややもったいない存在とも言えそうです。
