
スペイン・バルセロナで開催中のMWC 2026において、Honorは新型折りたたみスマートフォンとあわせて、かねてより話題となっていた「Robot Phone」を正式にお披露目しました。さらに同モデルが2026年後半に発売予定であることも明らかにされ、市場投入の時期が公式に確認された形です。
200MPセンサー搭載の電動カメラアームが最大の特徴
Robot Phone最大の特徴は、本体背面からせり出す電動式のカメラアームです。アーム内部には2億画素のメインセンサーを搭載し、Honorによると業界最小クラスの4DoFジンバル機構を内蔵しているとのことです。

このアームは物理的に伸縮・回転が可能で、撮影時には被写体を自動追尾します。デモでは動き回る人物にしっかりとフォーカスを合わせ続ける様子が披露され、動画クリエイターやVloggerを強く意識した仕様であることがうかがえました。

撮影しないときはアームが本体内にすっきりと収納される設計で、見た目のインパクトと実用性を両立させています。
AI連携で「動き」に反応するロボット的演出
Robot PhoneにはAIアシスタント機能も統合されています。音声で話しかけると、カメラモジュールがうなずく、首を振るといった物理的なアクションで応答する演出も用意されています。

単なるカメラ強化型スマートフォンにとどまらず、デバイスそのものを「ロボット的存在」として演出する試みであり、プレミアム市場での差別化を強く意識したモデルといえるでしょう。

なお、会場では小型のヒューマノイドロボットも披露されましたが、こちらの詳細スペックは明らかにされていません。
2026年後半に中国で発売予定 価格は未発表
HonorはRobot Phoneを2026年後半に中国市場で発売すると正式に発表しました。ただし、価格については現時点で明らかにされていません。
電動ジンバル機構や2億画素センサーといった構成を考慮すると、価格帯はハイエンドクラスになる可能性が高そうです。現時点では中国限定発売とされており、グローバル展開や日本市場への投入については発表されていません。
2026年はメモリ価格の上昇などによりスマートフォン全体の価格上昇も予想されています。そうした状況下で、Honorは単なるスペック競争ではなく、体験価値の差別化を前面に打ち出す戦略を取っているようです。
Robot Phoneが単なるコンセプトモデルにとどまらず、市場でどのような評価を受けるのか。プレミアムスマートフォン市場における新たな挑戦として、今後の動向が注目されます。

