
中国のゲーミングハードメーカーAYANEOは、Xperia Play風デザインのハンドヘルド端末「Pocket PLAY」のクラウドファンディングを一時停止すると発表し、これまで支援してくれた顧客に対して深く謝罪しました。同社はこれまでPocket DMGやPocket DS、Pocket Air Miniなどで高品質なゲーミング端末を提供してきましたが、近年は製品の出荷遅延やアフターサービスの対応遅れが批判されることが増えていました。
サービス改善計画の実施を優先
AYANEOのCEO、アーサー・チャン氏はIndieGoGo上で「AYANEO 2026サービス改善計画」を公表しました。この計画では、顧客対応の改善、出荷スピードの向上、品質管理の強化、アフターサービスの効率化を柱としています。チャン氏は、「既存ユーザーの懸念を解消し、新しいサービス体制の効果を確認する前に新プロジェクトを進めるのは無責任」と説明し、Pocket PLAYの一時停止理由を明らかにしました。

開発自体は継続しており、既存ユーザーへの対応と信頼性の高い出荷・サービス体制が整った後、1月下旬から2月初旬を目途にプロジェクトを透明性の高い形で再開する予定です。チャン氏は「多くの期待が寄せられた新プロジェクトであっても、既存の問題を解決する決意を示すために一時停止を選んだ」と述べています。
ゲーマーとしての理念
チャン氏は自身もゲーマーであることを強調し、「過去数年にわたり、これほど多くの高品質ゲーミングハンドヘルドを短期間でリリースできたのは、ゲーミング端末への愛があったからです」と説明しました。ゲーマー視点を理解しているからこそ、ユーザーに支持されるデバイスを生み出せるとし、批判や提案に正面から向き合うことで、将来的にさらに多くの可能性を追求できると締めくくりました。

今回の決定は、Pocket PLAYの一時停止という形になったものの、AYANEOが顧客信頼回復と製品品質向上に本気で取り組む姿勢の表れと見られます。


