
Honorが2026年に向けて投入する最上位スマートフォン「Honor Magic 8 RSR Porsche Design」の存在が、1月5日に事実上確認されました。エンジニアの曹工氏とA Yong氏が明かした情報によると、同モデルはすでに最終テスト段階にあり、Magic 8シリーズの頂点に位置づけられる端末となるようです。単なるデザイン刷新ではなく、最新SoCの性能限界に挑む、極めて野心的な一台となっています。
24GB RAMと4.6GHz動作でAI時代を見据える構成
Magic 8 RSRの大きな特徴の一つが、24GBものLPDDR5X RAMを搭載する点です。2026年のフラッグシップモデルとしてもトップクラスの容量で、Honorが力を入れるエージェント型AI機能を支えるための構成とされています。複数のAIエージェントを常時バックグラウンドで動かしつつ、高解像度カメラ処理や重量級ゲームを同時に動作させても、動作の引っかかりを感じさせないことを狙っています。
SoCにはSnapdragon 8 Elite Gen 5を採用し、最大4.6GHzという非常に高いクロックで動作します。この発熱を抑えるため、改良型のベイパーチャンバー冷却機構を搭載している点も明らかになっています。
7200mAhシリコンカーボン電池でもスリムさを維持
バッテリー面でも妥協はありません。容量は7200mAhと、業界平均を大きく上回るサイズを実現しています。シリコンカーボン電池を採用することで、高密度化と薄型化を両立しており、大容量でありながら本体のスリムさは維持されているとのことです。さらに120Wの超急速充電にも対応するとされています。
LOFIC対応OV50Rで白飛び・黒つぶれを抑制
カメラで注目されるのが、OmniVision製の5000万画素センサー「OV50R」の採用です。このセンサーはLOFIC(Lateral OverFlow Integration Capacitor)技術に対応し、最大110dBという非常に広いダイナミックレンジを実現します。
例えば、夕焼け空を背景に暗い車体を撮影するようなシーンでも、空の雲とタイヤの溝の両方をしっかり描写でき、白飛びや黒つぶれを大幅に抑えた写真が撮影可能になるとされています。
耐久性も最上級 過酷環境を想定した設計
Magic 8 RSRは高級感のある外観とは裏腹に、非常に高い耐久性を備えています。防水・防塵性能はIP68、IP69、さらにIP69Kにも対応し、高圧水がかかる環境でも耐えられる設計です。
ディスプレイは約6.71インチの1.5K解像度LTPOパネルを採用し、3D顔認証と超音波式指紋認証の両方に対応します。実用性と先進性を兼ね備えた構成と言えそうです。
Honor Magic 8 RSR Porsche Designは、性能、カメラ、バッテリー、耐久性のすべてにおいて妥協しない一台として登場する見込みです。正式発表や発売時期の詳細はまだ明らかにされていませんが、2026年のハイエンドスマートフォン市場において、強烈な存在感を放つモデルになることは間違いなさそうです。

