
SamsungのGalaxyスマートフォンに、近い将来「Hey Plex」という新たな音声コマンドが追加される可能性が浮上しています。これは、AI検索サービスとして知られるPerplexityとの連携を一段と深める動きと見られており、今後のGalaxy体験を大きく変えるかもしれません。
PerplexityがGalaxy向けに最適化されつつある兆候
今回の情報は、Perplexityアプリの最新バージョン内のコード解析から明らかになったものです。そこには、Samsung端末向けのホットワード機能を示唆する記述が複数確認されており、Galaxyスマートフォンやタブレットでの動作を前提とした最適化が進められていることが分かります。
Samsungはすでに米国向けGalaxyユーザーに対し、Galaxy Store経由でPerplexity Proを1年間利用できる特典を提供しています。また、一部のスマート家電ではBixbyの中にPerplexityが組み込まれるなど、両社の協業は段階的に拡大してきました。
「Hey Plex」で画面オフでも起動可能に?
注目されている「Hey Plex」は、Googleの「Hey Google」のように、画面がオフの状態でもAIアシスタントを呼び出せるホットワードになる可能性があります。設定時には音声認証のため、ユーザーの声を登録する必要があり、音声データの収集と処理に同意する仕組みも確認されています。

また、登録作業中は端末内蔵マイクの使用が必須とされ、Bluetoothイヤホンなど外部マイクを接続した状態では設定できない仕様になるようです。設定後は、ホットワードの削除や音声の再登録も可能とされています。
Samsung独自のホットワード基盤を利用
コード上では、標準的なAndroidの音声入力ではなく、Samsung独自のホットワードSDKを利用している点も確認されています。具体的には、Samsungのホットワード用サービスや専用権限を呼び出す仕組みが含まれており、「Hey Plex」はGalaxy端末に特化した機能として提供される可能性が高そうです。
このことから、Perplexityが単なるサードパーティアプリではなく、Samsungの音声体験そのものに深く組み込まれていく構想がうかがえます。
Galaxy S26での標準搭載も視野に
さらに、Perplexityが一部のGalaxy端末にプリインストールされることを示唆する画像ファイルも見つかっています。具体的な機種名は明らかになっていませんが、2026年前半の主力モデルとなるGalaxy S26シリーズで標準搭載される可能性は十分に考えられます。
One UI 8.5では、Perplexityの技術を活用した新しいBixby体験が提供されるとも噂されており、SamsungがAIアシスタントの軸足を徐々にPerplexityへ移しているようにも見えます。
SamsungとPerplexityの関係は、単なる提携を超え、Galaxyの中核機能に踏み込む段階に入りつつあります。「Hey Plex」が正式に発表されれば、Galaxyユーザーにとって音声操作や情報検索のあり方が大きく変わる転換点となりそうです。


