Xiaomi、POCO F7 Ultraの通話音声不具合を認識 HyperOS更新後に発生

Xiaomiは、POCOブランドの一部端末で通話音声に関する不具合が発生していることを認め、現在原因の調査を進めていることを明らかにしました。対象となっているのはPOCO F7 Ultraで、特定のHyperOSアップデート適用後に通話相手の音声が聞こえなくなるケースが報告されています。

特定のHyperOSバージョンで通話音声が出ない事象

今回の問題は、HyperOSのバージョン「OS3.0.3.0.WOMEUXM」を導入した一部ユーザーから報告されたものです。Xiaomiによると、通話自体は発信・着信できるものの、音声が正常に再生されないケースが確認されているとのことです。

この不具合は、国際版POCO F7 Ultra、いわゆるREDMI K80 Ultraのグローバルモデルに限定されており、現時点では他の端末やOSバージョンで同様の問題は確認されていません。

Xiaomiは既知の問題として正式に認識

Xiaomiは公式フォーラムを通じて、この通話音声の問題を既知の不具合として認識していることを明言しました。現在は暫定的な回避策を提供する段階には至っておらず、まずは不具合の根本原因を特定することを優先しているとしています。

通話関連の不具合という性質上、オーディオドライバやモデム、あるいはHyperOSの通話処理そのものに原因がある可能性も視野に入れ、技術的な分析が進められています。

ユーザーログを収集し詳細な解析へ

調査を加速させるため、Xiaomiは影響を受けているユーザーに対し、システムログの提供を依頼しています。これらのログは、音声処理や通信制御のどの段階で問題が発生しているのかを特定する上で重要な手がかりになるとしています。

Xiaomiは、ユーザーの協力によって問題解決までの時間短縮と、より精度の高い修正につながると説明しており、積極的な情報提供を呼びかけています。

修正アップデートの時期は未定

現時点では、通話音声不具合を修正するアップデートの配信時期は明らかにされていません。ただし、これまでのHyperOSの対応実績から判断すると、一定の検証が完了した後、小規模なOTAアップデートとして修正が提供される可能性が高いとみられます。

影響を受けているユーザーは、引き続き端末を最新の状態に保ちつつ、Xiaomiからの公式案内を待つことが推奨されます。今回の対応からは、POCOのフラッグシップクラス端末に対しても、Xiaomiがソフトウェア品質を重視した慎重な対応を取っている姿勢がうかがえます。

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