
Honorは、中国で12月26日に発表予定の新型スマートフォン「WINシリーズ」について、追加の特徴を明らかにしました。これまでにも性能面を中心に情報が公開されてきましたが、今回は音響機能にフォーカスした内容となっています。
AIサラウンドサブウーファーと1216デュアルスピーカーを採用
今回予告された情報によると、Honor WINシリーズには「Honor WIN」と「Honor WIN RT」の2モデルが用意されます。両モデルは、Honor独自のAIサラウンドサブウーファーを搭載し、1216デュアルスピーカーによる迫力ある重低音を実現しているとのことです。

特にゲーム用途を強く意識しており、足音の方向や距離感をより明確に再現するほか、爆発音や銃声、スキル演出なども包み込まれるような立体的サウンドで表現されるとしています。臨場感を重視するユーザーにとって、大きなアピールポイントになりそうです。
Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載するHonor WIN
既に明らかになっている情報として、上位モデルのHonor WINはSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載します。AnTuTuベンチマークでは約440万点という非常に高いスコアを記録しており、フラッグシップクラスの性能が期待されます。
メモリはLPDDR5X Ultra、ストレージはUFS 4.1を採用。LPDDR5X Ultraは最大10.7Gbpsの転送速度に対応し、公式情報では高負荷なゲームを5時間連続でプレイしても、カクつきやフレーム落ちが発生しないとされています。
100W急速充電と豊富なメモリ構成
WINシリーズは100Wの有線急速充電に対応することも判明しています。Honor WINは、12GB+256GBをベースに、12GB+512GB、16GB+512GB、16GB+1TBという4構成で展開される予定です。
一方のHonor WIN RTは、これらすべての構成に加え、16GB+256GBモデルも用意されます。なお、モデル番号はHonor WINがAAP-AN00、Honor WIN RTがAAK-AN00とされています。
カラーバリエーションと発売スケジュール
カラーバリエーションはブラック、ブルー、ホワイトの3色展開となる見込みです。中国市場ではすでに予約受付が始まっており、正式発表と同日の12月26日から販売が開始される予定です。
高性能チップセットに加え、音響体験にも力を入れたHonor WINシリーズは、ゲーミング志向のユーザーを中心に注目を集めそうです。今後、価格や実機レビューなど、さらなる情報が明らかになることが期待されます。
