
ソニーモバイルの2026年向け新型Xperiaとしては、すでにフラッグシップのXperia 1 VIIIとミッドレンジのXperia 10 VIIIが登場すると見られており、これらに該当する可能性のあるOEM IDも確認されています。
しかし、それとは別に、ソニーが新たなエントリーモデルを投入する可能性が浮上してきました。
Weiboで浮上した4GB RAM復活の噂
発端となったのは、Weibo上のユーザーによる投稿とされる内容です。そこでは、ソニーが4GB RAM搭載モデルを再び展開する可能性に触れられており、その背景にはメモリ価格の急騰があるのではないか、という見方が示されています。ただし、具体的にどの機種かまでは言及されていません。

近年のXperiaラインナップを振り返ると、Xperia 1シリーズは12GBまたは16GB RAM、Xperia 10シリーズは6GBまたは8GB RAMという構成に整理されており、4GB RAMを搭載した現行モデルは存在していません。
DRAM価格高騰が与える影響
一方、ここ最近はDRAM価格の高騰が続いており、複数のメーカーが2026年モデルの一部、特にエントリーからミッドレンジ帯でRAM容量を抑える可能性がある、という情報も出ています。この流れを考えると、ソニーがコスト調整を迫られている可能性も否定できません。
とはいえ、2025年モデルのXperia 10 VIIで8GB RAMが標準化されたばかりの10シリーズが、次世代のXperia 10 VIIIで4GB RAMに戻るとは考えにくいのが実情です。
現実的なのはXperia ACEシリーズの復活か
そうなると現実的な選択肢として浮かぶのが、新たなエントリー向けXperiaシリーズの立ち上げ、もしくは約4年ぶりとなるXperia ACEシリーズの復活です。仮に新モデルが登場するとすれば、名称はXperia ACE IVとなる可能性が高そうです。
Xperia ACEシリーズは派手さこそないものの、コンパクトさや価格バランスを評価する声も多く、国内市場では根強い人気を持つシリーズでもあります。
今後の動向に注目
現時点では、あくまで噂の域を出ない情報ではありますが、メモリ価格高騰という市場環境を踏まえると、ソニーがエントリークラスを再強化するという展開は十分に考えられます。
もしXperia ACE IVが実際に投入されることになれば、国内ユーザーにとっては歓迎すべき選択肢となりそうです。今後の追加情報に注目したいところです。
