
京セラは、開発中の新型タフネススマートフォン「TORQUE G07」に関する最新のティザー情報を、TORQUE STYLE会員向けに公開しました。今回の発表により、同シリーズとして初めて「au Starlink Direct」によるデータ通信に対応することが明らかになり、あわせてTORQUE G07がauからもリリースされることが事実上確定しました。
本情報はティザー第3弾にあたり、第1弾では本体デザインの一部、第2弾ではカラーバリエーションがすでに公開されています。段階的に明かされてきた情報が、いよいよ実用面の核心に踏み込んだ形です。
圏外でも通信できるau Starlink Directに対応
TORQUE G07は、シリーズで初めてau Starlink Directのデータ通信に対応します。山間部や海上など、これまで携帯電話の電波が届かなかったエリアでも、衛星通信を活用することで一部アプリの利用が可能になります。

アウトドアや災害時といったシーンにおいて、通信手段を確保できる点は、タフネススマホとして大きな進化と言えそうです。
対応アプリで広がるアウトドアでの安心感
au Starlink Direct対応により、TORQUE G07では複数の実用アプリが圏外環境でも利用できます。テキストメッセージを使った連絡手段をはじめ、Googleマップによるナビゲーション、登山向けアプリのYAMAPやヤマレコ、釣りに役立つタイドグラフBIなどが利用可能です。
さらに、低速回線でも動作するウェザーニュースの専用モードや、情報収集に便利なX、熊対策アプリのBowBearなど、アウトドアや安全対策を重視したラインアップがそろっています。
G06用バッテリーと充電器を継続利用可能
TORQUE STYLE会員向けの限定情報として、既存ユーザーにはうれしい仕様も明らかになりました。TORQUE G07では、従来モデルG06用の電池パックとバッテリー充電器をそのまま使用できる設計が採用されています。(当たり前ですが、G07も前作に続きバッテリー取り外しが可能という事も確定したことになります)
新しい電池パックは容量が増加しているものの、外形寸法や充電仕様を工夫することで互換性を確保しており、G06ユーザーは周辺機器を買い替えることなく機種変更が可能です。
auからの登場で広がるTORQUEの選択肢
今回のティザーでau Starlink Direct対応が明記されたことで、TORQUE G07がauから提供されることも正式に確定しました。タフネス性能に加え、衛星通信やアクセサリー互換性といった実用性を重視した進化は、アウトドアユーザーや業務用途を中心に注目を集めそうです。
今後もTORQUE STYLE会員向けに先行情報が公開される予定とされており、正式発表に向けてさらなる詳細が明らかになることが期待されます。

