Appleの未発表アクセサリーに関する新たな情報が浮上しました。リークされたiOS 26の内部ビルドから、次世代AirTagと新型HomePod miniの存在を示す記述が見つかったとされ、両製品が大幅な進化を遂げる可能性が高まっています。
今回明らかになった情報によると、どちらも性能や使い勝手の面で重要なアップデートが予定されているようです。
HomePod miniはS10チップ搭載で性能向上か
HomePod miniは2020年に登場して以来、大きなハードウェア更新が行われていません。今回の内部情報では、新型HomePod miniがすでにApple内部で開発されていることが示唆されています。
コードネームはこれまでの噂と一致するB252とされ、最新のApple Watchに搭載されているS10チップが採用される可能性が高いようです。現行モデルはS5チップを搭載しているため、処理性能やワイヤレス接続の安定性などで大きな改善が期待されます。
一方で、新型HomePod miniはApple Intelligenceと呼ばれる生成AI機能には対応しない見込みとされています。AI機能については、A18チップを搭載すると噂されている別のスマートホーム向けハブ製品に任される可能性が高そうです。
AirTag 2は追跡精度と使い勝手が大幅進化へ
AirTagについても、次世代モデルとなるAirTag 2の存在が内部コードから確認されたとされています。こちらは改良点が多く、日常利用に直結する進化が注目されています。
具体的には、初期設定時のペアリング手順の改善、バッテリー残量表示の詳細化、そして位置探索機能である正確な場所を探す機能の強化が挙げられています。さらに、移動中のAirTagをより正確に追跡できる改良や、人混みの中でも精度を維持するための新機能が追加される可能性もあるようです。
これらの機能は内部的に2025AirTagという名称で管理されており、当初は2025年内の登場を想定していたものの、実際の発売は2026年前半にずれ込む可能性が指摘されています。
超広帯域チップ刷新の可能性、現行モデルへの還元も？
AirTag 2では、超広帯域チップの刷新も噂されています。これが実現すれば、正確な場所を探す機能の精度はさらに向上し、Android向けトラッカーとの差別化が一段と進むことになりそうです。
なお、今回判明した新機能の一部については、ソフトウェアアップデートを通じて現行のAirTagにも提供される可能性があるとされています。そのため、必ずしもすぐに買い替える必要はなく、実際の発表内容を見極めることが重要になりそうです。
HomePod miniとAirTagはいずれもAppleのエコシステムを支える定番アクセサリーです。正式発表が近づけば、より具体的な仕様や発売時期が明らかになるとみられ、今後の動向に注目が集まります。
