
サムスンの次期フラッグシップ「Galaxy S26 Ultra」のオールブラックモデルは、統一感のあるカラーリングを採用する一方で、見た目上のベゼルが太く見えるというデザイン上の特徴が報じられています。情報元は信頼性の高いリーカー、Ice Universeです。
ブラックフレームで生まれる「視覚的ベゼルの厚み」
Galaxy S26 Ultraのオールブラックモデルでは、従来のシルバーフレームを廃止し、端末全体を黒で統一する設計が採用されます。この統一感は一体感を高める一方で、ディスプレイの黒い縁とフレームが溶け合うことで、ベゼルが実際よりも太く見えてしまう「視覚的後退」が生じるとのことです。

また、フロントカメラの穴は前モデルより約4mm大きくなる見込みで、画角は広がるものの、全体の美観に影響を与える可能性があります。
本体仕様とデザインの特徴
Galaxy S26 Ultraはデザイン面でも微調整が行われ、より丸みを帯びたエッジを採用します。画面サイズは6.9インチで、フレーム寸法は163.6mm × 78.1mm × 7.9mmです。プロセッサはQualcomm Snapdragon 8 Elite Gen 5を搭載し、バッテリー容量は5,200mAhとなっています。リアには専用のカメライン島が設置されます。
カメラ性能は現行モデルを踏襲
カメラ面では大幅な刷新はなく、ほぼGalaxy S25 Ultraと同等の構成を維持する見込みです。搭載されるカメラは以下の通りです。
- 200MP ISOCELL HP2メインカメラ(広い絞り値の可能性あり)
- 50MP ISOCELL JN3またはSony IMX564 超広角カメラ
- 50MP IMX854 5倍ペリスコープカメラ(広い絞り値の可能性あり)
- 12MP IMX874セルフィーカメラ
- 12MP ISOCELL 3LD S5K3LD 3倍望遠(小型の1/3.94インチセンサーの可能性あり)
フラッグシップモデルとして高性能なカメラ構成を維持しつつ、デザイン上の微調整によって「見た目の印象」に変化が生じる形となります。
Galaxy S26 Ultraのオールブラックモデルは、統一感ある見た目と機能性の両立を目指した設計ながら、見た目上のベゼル太さが気になるユーザーも出てきそうです。今後の公式発表での実機写真に注目が集まります。
