
ソニーのフラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VI」に対して、国内でもAndroid 16アップデートが配信されています。機能追加が確認される一方、SNS上ではバイブレーションに関する予期せぬ挙動が話題を集めています。
更新直後に文字入力が振動?「設定していないのに」
アップデート後、文字入力やタップ操作を行うと、端末が振動するようになったという報告が多数投稿されています。「文字入力のたびにバイブしてイラッとする」といった声も見られ、普段バイブ機能をオフにしているユーザーほど混乱している様子です。
実際に投稿された内容には、次のようなものがありました。
「アップデートしたら文字入力で突然バイブする設定になっていて驚いた」
「元々オフにしていたのに勝手にオンになっている」
また、ロック解除時のバイブがなくなった可能性を指摘する声もあり、通知以外の振動挙動に複数の変化が起きているようです。
設定変更しても止まらない?“一度ずらして戻す”が有効との報告
一部ユーザーは、設定を変更してもバイブレーションがゼロに戻らないケースがあると指摘しています。「設定上はオフやゼロでも振動する」という現象も報告され、その対策として次の方法が共有されています。
対処法(報告されている手順)
- 設定 または アクセシビリティ を開く
- バイブレーションとハプティクス を選択
- 「タッチ操作時のバイブ」やキーボードの振動設定を開く
- 一度数値を大きくし、その後ゼロに戻す
この操作を行うことで、本来の設定が反映されるケースがあるとされています。
新機能も追加 撮影ボタンでスクショに対応
不具合とみられる挙動だけでなく、便利な機能追加も報告されています。たとえば、物理シャッターボタン(撮影ボタン)を押すことで、簡単にスクリーンショットを撮れる仕様が追加されたとの声が複数確認されています。
「撮影ボタンでスクショできるのは便利。ただ忘れそう」
日常的にスクリーンショットを多用するユーザーにとっては、歓迎される変更といえるでしょう。
Android 16アップデートによるバイブ挙動が仕様変更なのか不具合なのかは、現時点では判明していません。ただ、影響は限定的ではなく広範に報告されているため、アップデート後に違和感を覚えた場合は、まず設定の確認と“数値の再適用”を試してみるとよさそうです。今後のソニーの告知や改善にも注目が集まりそうです。
