
Xiaomi傘下のPocoは、次期スマートフォン「Poco F8」シリーズと合わせて、新タブレット 「Poco Pad X1」 を11月26日に発表すると明らかにしました。今回の発表は同社のタブレットライン拡充を意味し、グローバル市場向けにも展開される見込みです。
3.2K・144Hzのディスプレイで映像体験を強化

Pocoが公開したティザーでは、Pad X1の最大の特徴として 3.2K解像度+144Hzリフレッシュレート対応ディスプレイ が告知されています。さらに Adaptive HDR や 680億色表示 に対応する点も確認されており、映像・ゲーム用途のどちらでも高い品質が期待できる仕様となっています。
Snapdragon 7+ Gen 3搭載、ミッドレンジ上位の性能

事前リークによれば、Pad X1は Snapdragon 7+ Gen 3 を採用。処理性能は実質的に上位モデルに近く、Snapdragon 8 Gen 1+〜8 Gen 2の中間クラスとされています。GPUは Adreno 732、メモリは少なくとも 8GB RAM が搭載される見込みで、ゲームや動画編集なども快適にこなせる構成です。
低価格モデル「Pad M1」も同時発表の可能性
未発表ながら、廉価版タブレット 「Poco Pad M1」 の存在もリークにより示されています。こちらは 12,000mAh大容量バッテリー と 12.1インチ/120Hzディスプレイ を特徴とし、メディア視聴特化のモデルとして位置づけられる見込みです。
搭載チップは Snapdragon 7s Gen 4 とされ、構成面から 「Redmi Pad 2 Pro」のリブランドモデル とみられています。欧州価格は 349ユーロ(8GB+256GB) からと予想されています。
Pocoはこれまでスマートフォンの存在感が強いブランドでしたが、タブレット市場でも上位から廉価モデルまでラインアップを整え始めています。Pad X1はミッドレンジ価格帯ながらハイエンド級ディスプレイを備え、競争が激化するAndroidタブレット市場で新たな選択肢となりそうです。正式発表と価格情報に注目していきたいところです。

