
シャオミ傘下のブランド POCO が準備している新端末「POCO M8 5G」が、タイの通信規制機関 NBTC(National Broadcasting and Telecommunications Commission)の認証データベースに登録されたことが確認されました。正式発表に向けた動きが加速しているようです。
NBTCに「25118PC98G」で登録、グローバル版か
今回登録されたのは、型番 25118PC98G のモデルで、NBTCの認証番号は B38826-25。5G通信を含む携帯端末として分類されており、次期Mシリーズであることが確実視されています。ただし、認証情報ではスペックや詳細仕様は公開されていません。
この型番はすでにシンガポールの IMDA認証 にも通過しており、こちらでは NFC搭載 が明記されています。また、欧州向けの EEC認証、さらにインドの BIS認証 にも登録済み。ただし、インド向けの場合は末尾が「I」に変わるなど、複数地域向けモデルが同時に準備されていることがうかがえます。
リネーム機の可能性も? 元モデルは「Redmi 15C 5G」か
POCO Mシリーズは、Redmiブランドの機種をベースにした“リネームモデル(再ブランド化)”として登場するケースが多く、前例としては以下の通りです。
| Redmiモデル | POCOとして登場 |
|---|---|
| Redmi 13C 5G | POCO M6 5G |
| Redmi 14C 5G | POCO M7 5G |
この流れから考えると、POCO M8 5Gは「Redmi 15C 5G」ベースではないかという見方が有力です。一方で、一部情報では 「Redmi Note 15 5G」をベースにする可能性もある との声もあり、現時点では判断材料が揃っていません。
詳細判明はベンチマーク待ちか
スペック情報が定着していないため、今後はGeekbenchなどのベンチマークサイトにデータが現れることで、搭載チップやメモリ構成、OSバージョンなどが明らかになることが期待されます。
すでに複数地域で認証を通過している状況から、POCO M8 5Gの発表は近い可能性が高そうです。正式発表とともにどの“リネーム元”なのかにも注目が集まりそうです。今後の動きに注目です。


