
英国発のスマートフォンブランド Nothing(ナッシング)は、同社独自のソフトウェア「Nothing OS」の最新バージョンとなる Nothing OS 4.0 を、明日11月22日から順次提供すると発表しました。OSのベースは最新の Android 16 で、世界市場に向けて一斉配信がスタートします。
新UIの名称は「Flow」
今回のアップデートでは、UI全体に新たなコンセプトが導入されています。Nothingは今回のOSを 「Flow」 と名付け、公式SNSでは「スマホが生活をもっと“流れるように”する」というメッセージを添えて告知しています。実際の機能面はまだ詳細が公表されていないものの、操作性やデザインに大きな変化が加わることが予想されます。
対象機種はNothingおよびCMFの現行モデル中心
対応機種リストは現時点で正式公表されていないものの、Nothingおよびサブブランド CMF の主要モデルがアップデート対象になる見込みです。過去のアップデートサイクルから、以下の機種が対応する可能性が高いとされています。
- Nothing Phone (2)
- Nothing Phone (2a) / Phone (2a) Plus
- Nothing Phone (3a) / (3a) Pro
- Nothing Phone (3) / Phone (3) Lite
- CMF Phone 1
- CMF Phone 2 Pro
いずれも2023〜2025年に発売された現行ラインナップで、発売時にAndroid更新保証が公表されているモデルです。
Nothing Phone (3) Liteは今月27日にインド発売へ
ソフトウェアとは別に、今月27日には、MediaTek Dimensity 7300 Proを搭載した新モデル Nothing Phone (3) Lite がインド市場に登場する予定です。同国向けには特別仕様のバリエーションが用意されるとのことで、ハードウェア面でも注目が続きます。
Android 16世代に初めて本格対応するNothing OS 4.0。正式な機能紹介や対応端末の詳細が明らかになるのはこれからですが、同社の大胆なUI刷新に注目が集まりそうです。今後の追加発表にも期待したいところです。


